小腹が空いた。

腹減ったぁ〜っ! ってな程でもないんだけど、



おやつ程度に何かを食べたいな♪ って感じ。





それと同じように、 腹立つ〜〜〜っ! って程でも無いけど、




チョット納得できないよなぁ〜って事があって、



そんな言葉はありませんが、イメージ的には・・・ 小腹が立った。 






ディアゴスティーニ で集めた スタートレック の DVD を見ていた。



オリジナル音声(英語)を選んでも、
日本語吹き替えを選んでも字幕が出ている。



字幕の内容と、吹き替えの内容が伴わない。 



いちいち オリジナル音声に切り替えて、どっちが正しいのかを検証。




圧倒的に字幕の方が正確に翻訳してあり、



吹き替えの内容は、 どえりゃぁ〜〜〜いい加減。




重要ではないのだけれど、オリジナルでは 「10機の敵機襲来」 が
吹き替えでは、「5機」 になっているとか、


カ−ク船長が女性乗員に、「御主人とは何歳離れているんだい?」 と尋ね、
英語版では、「トゥエンティー スィックス」 と答え、
字幕でも、「26歳よ」 と出ているが、吹き替えは、「23歳よ♪」。



おぉ〜〜〜いっ! 3歳ばかりサバよんでどうすんねん!





一番小腹が立ったのは、「Mr.ルースー」。 それ誰?





「えぇ〜〜〜っ! ミスター・加藤じゃないんだぁ〜っ?! 」





配役名は、「ヒカル・スールー」 と言い、 
日本人とフィリピン人の混血の設定。




ファーストネームのヒカルは、小説版の作者ヴォンダ・マッキンタイアが、
源氏物語』の光源氏からとったという。
ラストネームのスールーは、スタートレックのプロデューサー、
ジーン・ロッデンベリーが、フィリピンのスールー海に因んで名づけた。




だそうで、オリジナル音声でカーク船長は、「スールー」 と呼んでいた。




今の今まで、「Mr.カトウ」 って思ってたわ。




スタートレック好きの英語人と会話したとして、「 Mr.KATO 」 と言ったら、
「誰やねん? それ!」 って事になっちゃうんだよね。




名付けの親は東北新社の人らしいが、止めてくれない、その手の小細工。




あの当時、副音声が再生できるような時代じゃ無かったから、



何でもOK、適当に翻訳、話の辻褄させ合えば問題は無いさ♪



ってな事だったんだろうなぁ〜。





オリジナル音声と字幕が違っていたら苦情殺到だろうから、
字幕はある程度オリジナルと整合性を持たせなきゃいけないけど、
当時は副音声が再生される時代が来るとは思わないもんね。




カ−ク船長が、「航星日誌 宇宙暦3211.7」 なんて言う個所などは、



全く違った数字で吹き替えされてんの。 どうでも良いけど、小腹が立つ