突然言われても・・・。
「使いやすいように設計して良いよ!」
何の話し? 突然どうしたの?
姉からの発言でした。
半年振りに帰省したら、家の前にあったはずの保育園が無くなっている。
綺麗に更地になって、雑草も生えている。(右上画像)
仙台市総合道路整備計画の予定地になった事による立ち退きだって。
両親は姉夫婦と同じ敷地に住んでいるが、その土地の半分が立ち退き予定地。
両親の住んでいる側が計画線上にあり、姉の家の前に移転する事になる。
立ち退き保証金で新築するそうだが、その時の図面を考えて置けとの事。
姉の老後の人生設計としては、年齢順に他界したとすれば、
姉とのび太が残る訳で、一緒に住むつもりでいるらしい。
姪家族も同じ土地に家を建てるので、東京に居る甥夫婦も呼んで、
全員集合! って言う計画らしい。 ウソでしょ…。
のび太はタイへ移住の予定でタイ語教室に通っているのも知ってるはず。
「タイへ行くのは良いけど、ヨイヨイになって戻って来たって迷惑。」
そうだよねぇ〜。姉も居なくなっているだろうから、甥や姪にとっては…。
しかし、姉が他界すれば甥・姪を除いて身よりの無いのび太。
老人介護で世話にならなくとも、葬式や埋葬では世話にならざるを得ない。
姉の心配はそこにある訳で、のび太が元気な内に仙台へ越して、
のび太が姉家族の一員として役に立てば、
甥や姪の家族も、のび太の老後の面倒も多少はみるだろうとの目論見。
のび太は1人暮らしが長いから、家事全般はこなすし、
車の運転もできるし、力仕事だって姉よりはマシだろうし…。
姉家族の面倒をみる為に大学を休学して米国に渡り、1年間共に暮らした。
姉はその時の思いがあるんだろうと思う。30年も前の話だけど…。
今回の帰省中も姉家族はTDLに3泊4日の旅に出て、
家に残された90歳になる姑の面倒をのび太に託して行った。
朝7時から午後3時までのヘルパーさんと、
午後6時からのお泊りヘルパーさんが来るまで、3時間の空白があった。
その3時間の間、室内での転倒や熱中症に気遣って欲しいと言う事だ。
斜向かいの家なので、ちょこちょこ様子を見に行き簡単な会話をして来た。
その都度、異常の無い事を姉に携帯メール。
「のび太のお陰で安心してTDLを楽しめます♪」 って、お気軽メール。
まっ、8歳上の姉としては、老後をのび太と二人で過ごせば、
甥や姪夫婦の負担も軽減されるはず…と考えているのではないだろうか?
確かに悪い話じゃないんだけど、仙台の寒さがねぇ〜。
南の島とかだったら、二つ返事で快諾したのに…。
もう一つの問題は、60歳で店を閉めて仙台へ来いとの条件。
「えぇ〜! 年金の事もあるから、せめて65歳まで…。」 と言うも、
家はあるんだし生活費は姉ちゃんが出すんだし…と、有難い?お言葉。
それじゃぁ〜肩身の狭い居候じゃん!
良いの。庭の面倒を見てくれて、家事全般をしてくれれば…。
えっ、姉ちゃんは何するの?
私は共稼ぎの娘夫婦に代わって、孫の面倒を見なきゃいけないでしょ!
あっ、それで早く仙台に来いと焦っている訳だ…。
今回のTDLも、来年には2人目の子供が欲しいと言う姪が、
2人目ができたら暫く行けなくなるから…と言う事での家族旅行。
80歳を超えた老人3人を抱えて、2人の孫の世話では姉も大変だ。
とは、絶対に言わない姉。 せめて自分の代わりに家事をお願い。
との事なんだろうなぁ〜。
だから新居の設計は、のび太が使い勝手の良いように! って事か…。
それを振り切って、タイへ行きます! とは言えないよなぁ〜。
でも、60歳で現役引退、居候兼家政夫ってどうなの?
って言うか、姉の旦那さん … 義兄は現役バリバリなんですけど。
のび太と姉夫婦の3人暮らしですか? 気が重いったらありゃしない。