2007年10月10日、サムイ島のチャウエンビーチ。

nobita7202007-10-14


砂浜には海の家…じゃない、海の小屋が建ち並ぶ。
髪の毛の三つ編みとか、爪の手入れとか、
カクテルBARとか、シーカヤックの手配とか…
一番多いのは、タイ式マッサージと足マッサージ。


100バーツ(¥380)で FOOT PEELING をしてもらった。
マッサージ小屋の台に上り、うつ伏せになり腕組みをして海を見つめる。
足裏に角質層の軟化剤を塗られて暫しの間は足裏パックの状態。
目の前には綺麗な海が広がりルンルン気分。
軟化剤のパックを剥がし、ヘラで角質層を削り取っている所に
サトちゃんが寄って来て、「うわぁ〜汚ったねぇ〜!」と、奇声を発している。
そんなに取れているんだぁ〜と思うと、鬱陶しい叫びも嬉しくなる。
何たって、自分では確認できる体勢には無いから、サトちゃんの奇声が成果の証し。
その夜はシャワーの後にクリームを塗り、翌朝はツルツルの足裏に満足。


浜辺に出ると、昨日の角質取りオバちゃんが、「今日もヤレ」って。
「2日連続はマズイっしょ?!」と尋ねたら、「連続の方が効果が上がる。」と。
信じた訳ではないが、暇だったし皮の厚さには自信があったので、再度挑戦。
昨日と同じ体勢で同じ行為をしてもらっている所に、刺青兄ちゃんが来た。
ヘナと言う染料でお絵描きしてもらい、2週間ほどで消え去るもの。
昨年はパタヤのラン島で、足首にアンクレットの様に書いてもらった。
足首だと自分では目にする事が少なく、次回は胸元にでも♪ と思ってた。
うつぶせ体勢なので胸元は無理だし、背中じゃ足首より見えないジャン!
と言う事で右手を伸ばし、手首に…長袖で隠れる位置に! と注文して、
足はピーリング、手首はヘナペイントと、王様気分で青い海を眺める。


慣れって怖いけど、慣れないのも怖い。
手首が目に入る度に、「うわぁ〜っ! 何か付いているぅ〜っ!」と大慌て。
あぁ〜ヘナだったぁ〜。と安堵するもつかの間、また「うわっ!」と声が出る。
店では洗い物もあるので、袖をたくし上げているからペイントが目に入る。
お客が咥えた煙草に火を点けようとしたらペイントが視界に入り「うわっ!」
お客もビックリして立ち上がり、「何だ、何だ? 何事だ!」


寝ぼけた頭でベランダの鉢植えを手入れをしていたら、
「ギャァ〜ッ! ゲェ〜ッ!」自分の手を見て気絶しそうになった。
へタレこんだ朝に思った事は、ヤモリの柄を選ばなくて良かったァ〜。