ドラゴンフルーツ

nobita7202007-12-23

名の由来は、
外皮が龍のヒゲ のようにクネッているから・・・とか、
赤い果実を龍の目と見立てたことから・・・とか、
諸説あってハッキリしないが、
私見としては、表皮が鱗のように見えるから、
龍の胴に見立てての事じゃないかと思う。

見た目は南国らしい毒々しさ。
味は甘過ぎずサッパリして、粒々がキューイのよう。
後味で多少のネバリっ気を感じる。 

今年も沖縄でお世話になった伸ちゃんと昭ちゃんが
一時帰国(?)して、「お土産ぇ〜♪」と持って来たのがコレ。


タイ料理を作って食後のデザートにしようとおもったが、
伸ちゃん昭ちゃんとタイ料理で会食をしたばかりだから、
沖縄から送ってもらったタコライスの素とテビチの汁で食事。
寒い冬の部屋をファンヒーターをガンガンにして亜熱帯性気候を作り、
Tシャツ姿で食べましたぁ〜、御馳走様!


「イケる♪」 と、食べての感想。
ところで、この 「イケる」 は、どう言う意味だろう?とつまずいた。


昭ちゃんが、「あなたの言葉へのこだわりはスゴイね。」と言ったが、
「こだわる」 と言うと学問的だけど、僕の場合は 「つまずく」 のです。


「満足の境地に達する」「及第点に達する」 ところへ 「行ける」 なの?
そんな訳ないよなぁ〜と思って検索。


イカす」「活かす」・「イカしてる」「活かしてる」 から、
「イケ・メン」 などの 「イケ」が発生しているのでは?と言う意見もある。


「イケしゃ〜しゃ〜」「イケ好かない」「イケ図々しい」
これらの 「イケ」 は、相手に対する不快を強調する接頭語らしい。
「生ける」の連用形であるとか、「余計」の転用だとか諸説があるが、
これは否定的な事象に使う 「イケ」 なんだよね。


「イケ」 が、好意的なものと不快なものの両方を表すのも面白い。
語源が一緒だったら、またまた興味深いわ。 と、つまずいています。



もう一つ、つまずいているのが、「うやむや」


韓国ドラマのチャングムの録画を見ていたら、
悪さを企む二人の会話で、「うやむやに終わらせねばならぬ。」との対訳。
韓国俳優の台詞でも 「うやむや」 と聞こえた。


「えっ! 韓国語でも『うやむや』って言うの?」 んな訳ないか…。
でも、何度聴き直しても 「うやむや」 と聞こえる。


言葉に詳しい人のサイトで書き込みをしたら、返事が来た。
「韓国語では 『ゆやむや』 と言い、日本語の 『うやむや』 と
同じ意味で使われます。 漢字表記は 「有耶無耶」 です。」 との事。


そっかぁ〜、稀有や有無のように、「有」 を「う」 と読んで、
日本語では、「有耶無耶」 が 「うやむや」 になったんだ。


でも、「語学由来辞典」 では、
これを後付けの当て字だとして否定的に解説している。


でも、中国語との比較でしかない訳で、
韓国語の 「ゆやむや」 の存在を知ったら、違った解釈が成り立つかも。
国語学者は中国語との関連でしか日本語を捉えようとしない人が多いが、
文法も発音も似通った韓国語をもっと研究せねばなるまいに…。
「うやむや」 を 「もやもや」 同様の和語だとしている事には、疑問が残る。