負うた子に教えられ

とか、「人は見かけに よらない」 とか、
時々、心が 「ハッ」 とする言葉や行為がある。


頭髪減症の陽気なサトちゃん曰く、


「言った! 聞いてない! の水掛け論は、我が非なり。」


言ったじゃん! 聞いてないよ! 何言ってんの! イヤ、覚えが無い!
腹が立って、相手を見下して 「あんたには、何を言っても無理みたいだね!」
もしくは捨て台詞で、「あんたには、二度と頼まない!」


サトちゃんが、「僕、言ったよね?!」 相手は、「えっ?聞いて無いよ!」
サトちゃんがそれを伝えた時に、僕も居たのでよく覚えているから、
「サトちゃん、確かに言ってたよ?!」 と口を挟んだ。
即座にサトちゃんが、「イヤイヤ、僕が悪かった、ゴメンね。」 と相手に謝罪。


サトちゃんが言うには、伝える側も聞く側も、確認責任があると言う。
「アレコレ ですよ。」 「ハイ、分かりました。」 これがイケない! と。
伝える方は、相手が何に対して分かったと言っているのか確認する責任がある。
聞いた方は、「こう言う事ですね?!」 と復唱して相手の意思を確認する義務がある。
お互いにその義務を怠ったが故に水掛け論になる事が多いので、
その時には、「我が非なり。」 として考えるべきではないか? と。


このような状況において、サトちゃんの言葉を思い出し実行すると、
なんと心穏やかに、爽やかに相手を許す事ができることか。
今までなら、相手に嫌気が差したり見下す事で嫌な気分を味わって来たのに…。


昨夜来店した店の掃除アルバイトのOLさんに話したら、
「へぇ〜あのサトちゃんがねぇ〜。」 と、格言の内容より、
サトちゃんが、まともな発言をした事に感心していた。



*今日のつまづき 「穴開きコイン」


日本の5円&50円硬貨の他には、デンマークノルウェーで使われらしく、
主要通貨の硬貨で穴が開いているのは、世界的に見て珍しいそうだ。


「ハイっ、この五円玉をジッと見つめていて下さいね。」 
と言って、糸を通した五円玉をブラブラ揺らし、
「貴方は ダンダン 眠くなる、貴方は ダンダン 眠くなぁ〜るぅ〜。」
あの催眠術を他の国々でやる時に、糸の先には何が付いているんだろう?
と、つまづいてしまった。