河豚

nobita7202008-12-22

何ゆえに、河の豚なんだろうね? フグ。



世界を見渡すと、川に棲むフグの種も多いらしい。


1) 中国で食された川に棲む「メフグ」の姿が
   丸々として豚に似ていた。
2) 中国では美味しいものに「豚」の字を充てる習慣があった。
3) フグの鳴き声が (実際鳴くらしい) ブーブーと聞こえる。


上記のような説がある。



自転車行動範囲内に、京風ダイニングと銘打った店がある。
そこの大将がフグ料理には自信があると言うのでコースをお願いした。
天然なら2万円、養殖なら1万5千円と言う、11月26日の日記「時不知」話題。
鉄刺・焼き・揚げ・鍋と言う、ありがちなコースでは無いと言うので期待大。


まずは、先付で出たのが ↓ の3種盛り。


        


左から、遠江の柚子羹・白子のポン酢醤油三河の柚子皮和え。
フグの皮や白子を柚子と言うテーマにそって、スッキリした味に仕上がった。



次に出された鉄刺は菊盛りの5人前、右上画像がそれ。
鉄刺の盛り方は、「鶴」「孔雀」「菊」「牡丹」など多種多様。
添えられた葱はアサツキでは無く芽葱で、香りが強すぎず GOOD!



次にの焼き物は、白子の塩焼きに、フグのうに焼きと粕焼き&西京焼き。
酒粕も上等なものを使っているらしく、スッキリした味わいだった。


        


フグと白子の炊き合わせ。 この調理法で食べるのは初めてだが美味しい!


        


続いて白子蒸し。 これまた上品な味を堪能させてもらいました。


      


揚げ物は、白子の天婦羅とフグの立田揚げとアオサ海苔揚げ。
しっかりした味の立田揚げと磯の香が口一杯に広がるアオサの妙。


         


この後にフグ鍋になったのだが、僕はお腹一杯で食べられなかった。
「もう結構です。」 と箸を置いてしまったものだから、画像も撮り忘れ。
河豚しゃぶ用のぶつ切り身や鉄砲鍋用の骨付きの身など3種盛りになっていた。
その後は雑炊が定番なのだろうが、この店の鍋は薄味の出汁が張ってあり、
吞水のポン酢醤油を好みで鍋の出汁で割って食すので、
鍋の仕上げは、そうめんも美味しいですよ♪ と言う事で、そうめんを3人前。


挨拶に現れた大将曰く、「養殖での予約を承っておりましたが、
天然物がお値打ちに入荷しましたので、調理用には養殖を使い、
鉄刺や鍋のフグは、天然物を使いました。」 との事。


正直だねぇ〜! と参加者一同が感心していました。
「お前なら、全て天然物だと言うだろう?!」 と、視線が僕に向けられた。



以上が、飲酒分は別で税・サ込 ¥15,000 なのだが、
昨日、GAP のウィンターSALL に行ったら、¥9,800 のボトムが、\3,800。
メンバー登録者は、さらに 10% OFF。 


       


前開きのトレーナー・シャツ・T シャツ・コーデロイのパンツに手袋。
これだけ買っても¥13,000 を切った。レジスターの値段表示を見て、 
「フグに \15,000 かぁ〜。」と、ため息が出た。 庶民派の僕は SALL…だな。