システムダウン

アッと言う間の旅でした。
楽しい時間は矢の如く過ぎ去り、嫌な時間は駆け足でやって来る。


日本人観光客が多いJALにしては、珍しく定時に離陸。
電車やバスの定時運行が当たり前の日本人にとって、
飛行機は時間前に飛び立つ事がある何て事は考えもつかない。


チェックインカウンターが当該機のチェックイン手続きを終了し、
名簿にある乗客が搭乗完了した時点で、定刻前であっても離陸する。
そんな事を知らない客は、時間ギリギリまで買い物をしていて、
出発予定時刻丁度に搭乗して来る。
航空機の運行は、「離陸時刻」 では無く、
「離陸予定時刻」 である事を分かっていない。



セントレアに到着したのが早朝6時14分。
予定時刻より16分も早く到着した。


電車に乗り継いでの帰宅なので、早めの到着は、ゆとりが持てる。
…と思いきや、機内アナウンスがあり、


「入国管理局のコンピューターシステム不良により、
管制からの当機の乗客の皆さまに対する降機の許可がおりません。
復旧までに要する時間は不明ですが、乗客の皆さまには、
このまま機内で待機するよう要請が来ております。」


騒いでも文句を言っても、復旧するのが早まるものでもない。
「しゃぁ〜ないなぁ〜。」 と言った顔で着席するも、
誰一人として苦情を申し立てる人が居なかったのには感心した。



40分ほど待っただろうか、やっと降機許可が出て
入管ゲートへ行き、自動化ゲートを通ろうとしたら、
自動化ゲートのシステムは復旧していなかった。
結局は通常の手続きで入国手続きをしたが、入国スタンプは無し。
こんなトラブルは初めてだったが良い経験になった。



セントレア支所での自動化ゲート申請には、一人10分程かかるので、
3人の人が順番待ちをしていたら、自分の番は30分後になるので、
時間的余裕を持って手続き申請をするか、
事前に名古屋入国管理事務所で行う方が賢明かと思われる。



出入国共に、入管カウンターの右端に自動化ゲートがある。
システムが正常に起動していたなら、
確かにスムーズな出入国手続きになると思われる。


パタヤの様子は、また後日に・・・。