和食ブーム

nobita7202009-10-19

パタヤビーチと言っても、
リゾートを満喫できるような海では無い。
日本国内で扱われるパッケージツアーも、
プーケットやサムイ等のビーチリゾートか、
バンコク滞在を中心とした、
アユタヤやスコータイの遺跡巡りや、
古都チェンマイや北部山岳民族との交流…。


以上のコースが主だったタイ観光だろう。
そこにパタヤが含まれる事は稀有な事。




確かに駐在員としてパタヤ近郊に住んでいる日本人は多いが、
これほどまでに和食店が必要かと言えば、否であろう。
日本人観光客も少なく、日本人駐在員もバンコクほどでは無く、
そんな地方都市にオープンした、Central Festival PATTAYA Beach。 飲食店フロアーの1/3は、和食店や日本発祥の店ではないだろうか?










画像最後の店などは、ウィンドーに日本式の食品サンプルが並び、
「あきまつり」 等と、平仮名でキャッチコピーが書かれている。
それだって日本人客を引き入れようと言う目的では無く、
日本っぽさ を演出しているだけの事。



タイでは、日本語の文字の形状や発音を可愛いと思う若者が居る。
華僑が多いタイでは、漢字を使うと中国のイメージが強いから、
「秋祭り」 では無く、「あきまつり」 とした方が日本っぽいのだ。


同じビルに入店する ミスタードナッツ の垂れ幕には、
「 Saku Saku 」 と記されている。 日本語の 「サク・サク」 だが、
これは、文字の可愛さではなく、音の可愛らしさの効果を狙っているから、
タイ人に読める事が大事なので、アルファベットとタイ語で書かれている。






以前は日本人だと言うと、多くの若いタイ人から
「あのね」 と 「きく」 を連発され、意味は何だ?
と聞かれて往生した事がある。
どうしてそんな言葉が流行っているの? と聞くと、
耳触りが良く、とても可愛い響きがある言葉だ! と言うのだ。



へぇ〜。  今度は、サクサクかよ?!
こりゃぁ〜擬音だから、意味を聞かれても困るぞ・・・。





そのビルに入店している美容室で、足裏のピーリングをしてもらった。
近代的な設備がある美容室で、ヘアーケアー部門は満席。
ジャグジーの様な泡噴射のなかに足を浸け入れる事5分。
その後に片足づつ角質化した部分のピーリングを施術してもらうのだが、
何と、100バーツ。 278円だって言うからビックリ。



    




満席で入れずに残念な思いをして後にした店が、回転タイスキ。
タイスキとは日本の鍋料理をタイ風にしたもので、
スキヤキよりもシャブシャブに近く、「タイしゃぶ」 の方がイメージ。




有名店に 「COCA」 と言う店があるが、コカとシャブじゃ〜ヤバイか♪




通常のタイスキ店はテーブルの中央に置かれた鍋を囲んで食すが、
回転タイスキは、小皿に盛った野菜・肉・魚介類・練り物・豆腐・春雨等が、
コンベヤに載せられてクルクル廻り、小さな一人鍋でシャブシャブする。




        




数人のグループ客であっても横一列に並んび、
ペチャクチャ話ながら一人鍋をしているのが何とも面白い。
次回は是非にも行ってみたい店の一つだ。