助詞

nobita7202011-04-28

歯医者へ行き、帰りに買い物。



マンションへ戻ると、消防車。



ホースは隣の建設中の
マンションへと伸びていた。



火事?



消防車一台だけだし工事中の現場と言う事で、ボヤだったのかな?



聞けば良いのにね。 でも、あんまり興味が無いんだなぁ〜。







そんな事よりも気になった事が、助詞の使い方。



世界の空港を紹介する番組を見ていた。


ドイツのミュンヘン空港を紹介していた。


八嶋智○と清水ミ○子が案内人。


その八嶋何某(←これで、「なにがし」 って読むんだね。) が言った。



ミュンヘン空港訪れたら、是非立ち寄って見て下さい。」


       ???


「に」 じゃなくて、「を」 だろう?!


ミュンヘン空港訪れたら」 だろう?!



そんなモヤモヤが頭の中から離れず、それ以降は番組の内容が頭に入らない。




ところで、「に」 と 「へ」 って、どう違うの?


「京都に行く。」 「京都へ行く。」 どっちも使うし通じるよね。



寝る寸前に頭の中を駆け巡る疑問!



床を出て、疑問をメモ書きして就寝し、起床してから調べてみた。



」・・・体言・動詞の連用形・用言の連体形などに付く。
(1)場所・時間・・・5時に集合する。
(2)動作の帰着点・・・家に着く。
(3)作用の結果・・・作家になる。
(4)動作の目的・・・呼びにやる。
(5)動作の対象・・・犬にえさをやる。
(6)受身・・・犬にかまれる。



」・・・体言に付く。
(1)動作の方向・・・東京へ行く。
(2)帰着点・・・故郷へ帰る。
(3)動作の対象・・・母へ贈り物をする。





なぁ〜るほど、



「に」 は、主に帰着点や目的・結果を表し、
「へ」 は、方向性を強調する時に使うんだね。



「寝室へ行って、床に就く。」 とか、 「東京へ行って、友に会う。」



これらを全て、「に」 にしても意味は通じるし、使っている人も多い。



「役所行ってから、百貨店行く。」 … のび太としてはむず痒い表現。
 


「役所行ってから、百貨店行く。」 … の方が収まりが良い。



その逆も言えるんだよね。


「役所行ってから、百貨店行く。」



先ほどの、方向や目的や帰着点との関係なんだろうか?



百貨店に行く事が最終的な目的の場合、


先ずは、これから向かう 「役所へ」 として、


帰着点の 「百貨店に」 となり、


役所へ行く事が主要な目的の場合、「役所に」 と表してから、


その後で行くであろう方向の、「百貨店へ」 となるのだろうか?


この辺は、専門的に学習している人に問わねば分からないが、


日本語学習している外人さん達は大変だなぁ〜と感じた次第。



で、面白い統計があったので紹介します。


「日本語調査結果」



「に」 と 「へ」 は、地域や年代に因っても使用頻度が異なるんですね。





火事の原因よりも、こちらの解答に興味があるのび太でした。(笑)