秋刀魚鍋

のび太が暮らした
福島県いわき市では、
この時期になると、
「秋刀魚鍋」が頻繁に
食卓に出ました。

市中には新サンマが出回り、
久しぶりに食べたくなって、
昨日の休みは秋刀魚鍋を作りました。

いわき市で食べていた鍋には秋刀魚のブツ切りが入っていましたが、
ネット検索では、「つみれ」 にしているレシピが多く、
昨日の秋刀魚鍋は、つみれにして見ました。

秋刀魚は３枚におろして適当な大きさに切り分け、
おろし生姜と片栗粉を加えてフードプロセッサーにかけます。

　　

鍋には好きな野菜を入れれば良い訳ですが、
陸前浜街道で作る秋刀魚鍋に欠かせないのは、里芋。
今回は白菜・葱・里芋・冬瓜・人参・芹・豆腐・魚河岸揚げを入れました。

　　

味噌仕立てや塩味などのレシピはありましたが、
オーソドックスに醤油・味醂・酒・砂糖・塩で味を調えて、
火の通り難いものから鍋に入れ、煮上がったら秋刀魚のすり身を摘み入れる。
摘み入れるから「つみれ」ですもんね。　
「つくね」 は、こねて丸める意味の動詞、「捏ねる（つくねる）」 が語源。

　　　　

豆腐等を入れ、葉物野菜で蓋をして一煮立ちしたらでき上がり。　

芹は大好きなので加えましたが、個人的な感想では、秋刀魚鍋には合わない。
三つ葉の方がサッパリして良いかも？　です。