クリスマス懐石

クリスマスイヴの昨日、
友達から夕餉のお誘いがあった。

何でも、クエ鍋を予約していたが、
同伴する予定だった方の都合が悪くなり、
予約をキャンセルするのも悪いから、
一緒に行かないかとの事。

のび太が脂っこい魚が苦手な事を知っているので、
クエ鍋はキャンセルして懐石にしてもらうとの事。
それならば…。と言う事で、
臨時のデート相手を務めさせて頂きました。

数年前にもクリスマスディナーにお誘い頂いたのですが、
その時にも、和食ならば…。と言うのび太の希望を聞いて頂きました。
でも、クリスマスに和食ねぇ〜と渋い顔の彼女の為に、
京Dining の店主に無理を言って、
クリスマスをテーマにした献立にしてもらった。
日記を検索したら、　のブログに記してあった。

今年は、トマトの和風スープから始まった。
トマトの赤にアスパラガスの緑で、クリスマスカラーを演出。

　　　　　
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向付けは、一晩かけて脂を抜き、漬けにした鰤で芽葱を巻いたものとイカ。
山葵菜の漬物で口に中をサッパリさせるので、脂っこさを感じない。

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フグ・菜花・金時人参を西京味噌で仕立てた碗物。これもクリスマスカラー。

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北海の珍味にウニソースを掛けたグラタン。
大将曰く、クリスマスと言えばグラタンを思い出すのだそうだ。

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八寸はチーズを使っていたのが洋風だったが、特に美味しかったのは、
白エビを昆布〆にしたもの。　板状で、とても海老とは思えない。

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強肴は、葛閉じに揚げたクエの皮が添えられ、全体にコクを出していた。

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クエの炊き込みご飯を頂き、デザートはリンゴのコンポート。（右上画像）

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今年のクリスマスにも無理を言ってしまいましたが、
和食なのに充分クリスマスの雰囲気を感じさせてくれる料理でした。