夏のガーデニング
来週の火曜日は
介護実習で時間が無いし、
7月に入ってからでは遅い。
雨続きだけど、
植え替えしなきゃ…。
実習で疲れた身体にムチ打ち、
観葉植物の寄せ植えを日陰に移動しようとプランターを持ち上げて発見!
あれっ? 観葉植物なのに花が咲いている。
まっ、不思議ではないのだけれども、数年に一度なんだろうなぁ〜。
小さな蕾が膨らんだかと思ったら、ドバッと開花。
ジワジワじゃなくて、ドバッ・・・なんです。
先日の介護実習は、障害者自立支援法に基づく車椅子の移動介助と、
介護保険によるデイサービス施設での介助でした。
デイサービスでは高齢者の方々が多いので、
転倒で骨折したら、寝たきりになる可能性もあり、
実習生は見学だけの場合が多い。 と聞いていたのに、
朝、いきなりです。
「のび太さん、利用者の方々が到着しました!
上履きに履き替えてもらって手洗い&うがいをして頂いて、
席まで案内したら、お茶を出して下さい!」
そのお茶って言ったって、熱い・温い、濃い・薄いから始まり、
湯呑茶碗利用からマグカップ利用があり、
嚥下機能が低下している人には、トロミ剤を入れてゼリー状にします。
どの人が、どんな飲み方をするのかのメモを渡されましたが、
今、会ったばかりで名前も分からないから、
着席したテーブルに貼ってある名前を確認してからお茶のサービス。
30人の利用者が皆さん着席する頃には汗だくでした。
利用者の方が、「はいっ、体温計。」 と、のび太に体温計を渡す。
えっ? あっ、皆さん体温を測っていたのですね。
体温計を持って看護師さんの所へ行き、「○○さん、何度です。」と報告。
「では、血圧を測って来て下さい。」
血圧計、授業で一度使っただけだよぉ〜〜〜。
それらが終わり、朝の挨拶。
自己紹介をして、やれやれと思っていたら、
「今日は、男性の方から入浴となります。
のび太さん、入浴介助に入って下さい。」
えぇ〜〜〜っ! 見学じゃないのぉ〜!
お手伝い程度なら出来るかもしれないけど、一人でやるんですかぁ〜?
洗い場は3つ。
一つの洗い場を任せられて、次から次と洗っては湯船に案内。
転倒防止の為に、湯船に沈むまで付き添います。
一人5分を目安に上がって頂き、上がり湯をかけて脱衣場に戻す。
男性が終わったら、のび太の役目はお終い!
と思ったのは大間違い。
「のび太さん、次は女性の方が入浴しますのでお願いします。」
うそっ!
結局、8人の利用者の方の入浴を介助しました。
入浴介助が終わると、整容のお手伝いをして水分補給の介助。
皆さんが歓談しながら休憩している間に脱衣場と浴室の清掃。
あっと言う間にお昼御飯で、配膳の手伝いが終わった。
のび太も昼休憩かなぁ〜♪ と思ったら大間違い。
「のび太さん、○○さんは脳梗塞の後遺症で麻痺があります。
嚥下機能が低下していますので、誤嚥に気を付けて食事介助して下さい。」
もう、うそぉ〜〜〜! とは思わなくなった。
はぁ〜〜〜いっ! って感じでしたわ。
その後、諸々の介助があって、全てが終わったのが午後5時。
レポートを書いて下さいと言われ、レポートを書き、
アンケートには、就職希望・就職を希望しない の欄があり、
「就職を希望しない」 に ○印。
キツイ とか言うのではない。
どちらかと言うと、デイサービスの仕事はのび太の性分に合っている。
就職するのは仙台に帰ってからの事なので、
当面は技術の向上の為に、週イチ程度しか働く気が無いと言う事。
なので、施設での労働は難しく、訪問介護になると思います。
施設長にレポートとアンケートを提出したら、
「あらっ、思いっ切り 就職を希望しない に ○ ですね?!」 と笑った。
施設長曰く、この人は出来るな! と思ったら、
実習生でもドンドン介助をやらせる事にしています。 との事。
のび太は 「やれる人」 にランクされた訳で、
施設長は、明日からでも働いて欲しいとの事。
その評価は嬉しいのですが、もう少し店を続けたいのです。
来週は中程度の認知症の方が集団生活を送る、グループホームでの実習です。