秋刀魚鍋

nobita7202012-08-22

小学生時代を過ごした、
福島県いわき市


そこに、小名浜港があります。
秋刀魚の水揚げ日本屈指の港。


秋刀魚料理が多かったですが、
郷土料理とでも言えるのが、
    秋刀魚鍋→



名古屋では、「聞いた事が無い。」 「生臭そうぉ〜!」 と言われます。





同じ地域に育った姉に聞いて見ましたが、
仙台に嫁いでからは、秋刀魚を摺り身にして団子で鍋を作るとの事。





確かに仙台のマーケットでは、
「秋刀魚のすりみ」 がパック詰めで売ってます。




これに葱の微塵切りと摩り下ろしの生姜を加え、
味噌で味付けをしてからハンバーグのようにして焼く料理があります。
夏のお弁当に入っていました。 名付けて 「サンマーグ」 (笑)




「去年の8月31日」 の日記で、秋刀魚ツミレ鍋を紹介していますから、
秋刀魚のブツ切りが入った鍋に抵抗がある方は、そちらを参照してね。




で、材料は何でも良いのですが、のび太は冬瓜をオススメします。




冬瓜・葱・白菜・えのき茸・豆腐・はんぺん等を入れたので、
白っぽい食材の鍋になってしまいました。
色どりを考えれば人参を入れたかったけど、
昨日の「なんちゃって肉じゃが」で全量消費済みでした。 (~_~;)



最後に摩り下ろしの生姜と水菜を加えて、何とか白い鍋から脱却。



  





味付けのポイントですが、肉じゃがと同じで良いと思います。
若しくは、牛鍋の味付け。 つまり、甘目の濃い口です。




「参照させて頂いたレシピ」 を見ても、
焼き豆腐や糸蒟蒻を入れているように、牛鍋に近い食材と味付けなんです。



で、翌日には御飯の上にかけて、「秋刀魚丼」として食べるのも、
牛鍋と似ていますよね。




ここで、あえて「すき焼き」と言わずに「牛鍋」と言うかと言うと、
高級料理店のような、牛脂で肉を焼き、そこに割りしたを注ぎ…、
等と言う、高級すき焼きと混同されないように! との配慮なので、
普通の鍋でグツグツ煮ちゃう牛鍋をすき焼きと呼んでいる方は、
すき焼きの牛肉が秋刀魚に替わったと思って下されば結構です。




で、大事な事を忘れていました。
参照したレシピには、一番最初に 里芋 が出て来ます。




そうなんです! 秋刀魚鍋に欠かせないのが 里芋 でした。




親元を離れて最初に自分で秋刀魚鍋を作った時、
母にレシピを聞いた時も、「秋刀魚と里芋さえ入れば秋刀魚鍋」。
と極論されたぐらいに、里芋は秋刀魚鍋との相性が良いんです。




また、近い内に作り直さなくちゃ…。
ちなみに、紹介したサイトでは秋刀魚を三枚に下ろしていますが、
のび太の近所では、頭と尾を切って内臓を掃除したら、ブツ切りです。