スマホデビュー

nobita7202013-03-13

10日に仙台へ帰省したのですが、
群馬上空で機長報告がありました。
北日本を低気圧が通過中で
仙台着陸時には影響がありそうだと。
蔵王から吹き下ろして来る風は
機体の右斜め前方から吹きつけ、
小型機なので影響を受け易いとの事。



搭乗したのはIBEXエアラインCRJ機 の70人乗り。画像は↑ 50人乗りの機材。



こうした事前の丁寧なアナウンスがあったお陰で、
着陸時の揺れは、のび太としてはあまり気になりませんでした。



と言っても、風に舞う枯葉の如く左右上下に揺れまくりました。



乗客の皆さんは、冷静だったと言うより恐怖で声が出ないと言った感じ。



それから空港アクセス線に乗り換えて仙台市内へ向かい、長町で下車。




駅前にはタクシーが一台も無く、寒空の中で待つ事30分。
地下鉄で移動する事も考えたのですが、タクシ待ちの列の一番前に居たので、
最前列から離脱するのに気が引けてしまって…。(笑)




やっと来たタクシーに乗車して運転手さんの話で分かった事なんですが、
強風でJR東日本東北線が運行を見合わせているとの事。
それに震災2周年の行事に参加する人々の移動が加わって、
仙台市内のタクシーが大忙しだと言う事が分かりました。




JR線が運転を見合わせているほどの強風の中で、
斜めからの風を受けながらの小型機の着陸って想像が付きます?




実家について、帰宅時間が予定よりも遅れた事情を話すと、
義兄も姪も、電話をしてくれれば迎えに行ったのに…との事。



したかった! 電話をしたかった。 
仙台で雪が降った前日だもの、凄く寒かったんだから、電話をしたかった!



でもその時点で、のび太の携帯電話はブラックアウトしていたのです。
バッテリーが無い訳でも無く、寿命と言うやつですかねぇ〜。



帰省する2〜3日前から消えたり点いたりしていたのですが、
飛行機の搭乗もJRの改札も携帯電話で行っているので、
慣れない機種で仙台へ行くのを躊躇ってしまったのです。
仙台から戻ったら機種変更をしようと思ったのが間違いでした。



結局は、仙台のショップでスマホを購入しました。



「お客様、お支払いは現金ですか?」



その問いに対し、至極当然のように 「現金で!」 と答えました。



4年間も使った機種なのでポイントも貯まっているだろうし、
今までの携帯電話の機種変更の時には追加金が2万円以下だったしね。




ひえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!




見積もりなるものを見せられてビックリ! こんなに高価な物なの?




えっ! こんな高価な物をどうして皆が持ってるの?



高校生でも持ってたりするのに、こんなに高価なの?



目ん玉が飛び出るとはこの事でした。



上代が8万円超えで、色々な割引をしてやっと6万円を切りました。



いずれにしても使えない携帯電話を持っていても仕様が無いし、
今買い替えるのに普通の携帯電話でも無いだろうし、スマホを買いました。
手持ちの現金を数えてみたら、何とか足りたので恥はかかなかったけどね…。




それよりも何よりも、使い方がチンプンカンプン。
まっ、耳年増になっているので取扱説明書を読まずとも、
何とか想像で通話とメールは出来ましたが、
アプリだの画像だのはこれから取説を読みながらの勉強ですので、
暫くの間、ブログの画像はデジカメで撮った画像だけになります。
スマホの画像はクラウドに送って、
クラウドからパソコンに取り込むようになると思うのですが…。




名古屋へ戻る日の夕方、適当にアラームを設定してみました。
スケジュール表に空港アクセス線や飛行機の出発時間を入力し、
家を出る30分前にアラームを設定したのです。




名古屋へ戻る準備を終えて入浴していたら、母が「電話だよ!」と、
ピピピピッ鳴っているスマホを浴室前に置いて行きました。




アラームが鳴っているのですが、止められない。 止め方が分からない。
いずれにしてもこちらは裸だし、先ずは風呂から上がってからの事。
と放置していたら、「なんで電話に出ないの? 早く出てあげたら!」と母。




「これ電話じゃなくてアラームなんだわ。でも止め方が分からないの。」




「アラーム?」と聞く85歳の母に、「目覚ましの事。」




「これ目覚しなの?」 




「いや、携帯電話なんだけど、目覚まし機能が作動しているの。」




「なんで止めないの? うるさい事…。」



「いや、止め方が分からないの。」



「なんで止め方が分からないような物を買って来たの?」



「いや、そう言う問題じゃなくて…、その前にこっちは裸だし…。」



取り合えずアラームを止めるのに電源を切りました。




85歳の認知がかった母は、未だに納得していないと思います。






姪がのび太に尋ねました。



「ねぇねぇ、のび太ちゃん、お父さんも使えそう? 
 パソコン使えるから、使えそう?」



甥夫婦と姪夫婦がスマホ世代。
で、のび太と姉と義兄が普通の携帯電話…と言う構図で居たのですが、
のび太がその一角を崩してしまった訳です。



義兄がスマホを欲しがるのか姪が使わせたいのかは聞きませんでしたが、
のび太が使いこなせるなら義兄も…と思ったのでしょうが、
高価なものですから、やっぱり駄目だったわと言う訳にもいきませんもん。




で、のび太が姪に出した答えは、「どうだろう…?」




はぁ〜、これから電子マネーEdyやスイカや電子クレジットのIDや、
ANAJALなどの、おさいふ機能のアプリをDLする作業が面倒だわぁ〜。



便利さの裏返しにある不便さを痛感する日々が続きそう…。