接頭語

行きつけのサイトで拾った話しですが…。
と書き始めたら、「行きつけ」 とか 「やりつける」 とかの
「つける」 は 「付ける」 なの? と疑問。
「行き慣れている」 「やり慣れている」 とは違うんだよね?!


<ケチをつける>  
不吉なことを意味する「怪事(けじ)」が訛って「ケチ」になった。


<けりをつける>
和歌や俳句などの古典文章で、助動詞の「けり」をつけて終わるものが多い。
結末を迎える事ができたと言う状況を、「けりをつける」 「けりがついた」


<こじつける>
漢字で書けば、「故事付ける」で、昔 から伝わる「いわれ」や「物語」に、
無理やり関連付けることから、「こじつける」


結局、今日の所は、<行き付ける> の由来には、<行き着けない>




そうそう、話しは初めに戻って、行きつけの掲示板で拾った話題。


<小憎らしい> や <小賢しい> の <小> は、強調の接頭語だよね?!
と言う話題で気になったのが、<生>。


<生煮え> <生乾き> などの、<生> は、
<生ビール> <生卵> などの 「生」 とはチョット違い、
「未熟」とか、「中途半端」な状況を示す接頭語。


<生温かい:なまぬるい> を、「なまあたたかい」 と読んだアナがいた。
こりゃぁ〜読解能力が問われる読みだわなぁ〜。


考え方や行いならば、「なまぬるい」 だし、物質の温度などなら、
「なまあたたかい」 でも間違えでは無いだろう。


僕個人としては、液体が「なまぬるい」 で、固体が 「なまあたたかい」
気体は、「生暖かい」 と区別しているように思う。

*風呂や燗酒がぬるくなったら、「なまぬるい」
*袋入りの菓子パン。 炎天下に放置されてた物を開封して口に入れた。
 「なまあたたかくて気持ち悪い。」
*墓地で「生暖かい:なまあたたかい」 風が吹くとゾッとする。 


強調の接頭語 「小」 と、中途半端を表す接頭語の 「生」 の
ダブルで表現されているのが、「小生意気」
「意気揚々」 や 「意気込み」 などの、「意気」 が、
「メチャ中途半端!」 と、ダメ出しされている訳だ。



うぅ〜〜ん、今日の僕は学術的だ。 (^。^)y-.。o○
と、満足のコーヒーブレークをしていたら、電話が鳴った。


「株式会社〇〇の〇〇と申しますが、ノビノビ様ですか?」


ノビノビ様 って、誰じゃぁ〜?!


ヤフーで注文した商品が宛先不明で迷子になっているらしい。
ビルは見つかったが、「nobi nobi 様」 の表札が見当たらないと、
配達員から発送元へ連絡が行き、担当者が僕に電話をして来たと言う事。


「あっ、ゴメンなさい。 僕が ノビノビ です。
 でも、表札は、〇〇 です。 ごめんなさい。
 それ、ヤフーの I D ですわ…。」


恐縮しきって全然ノビノビしていない nobi nobi に、担当者は失笑。