先祖
僕が15代目で、過去帳に残る先祖の名が左五右衛門。
これは、1月6日付けの日記に書いた。
昨夜は、そんな話を持ち出したお客さんが、
15代ぐらいだと先祖だろうけど、それ以上昔だと祖先か?
それから始まった、先祖か祖先か論議。
家の先祖とか、あの家の先祖は・・・とか、狭義の意味で先祖で、
人間とか日本人の祖先は・・・とかって、広義での祖先じゃないの?
イヤイヤ、史上に残っているぐらいが先祖で、
と思われる・・・と推測の域を出ないぐらい古いのが祖先じゃねぇ〜か?
と、時系列で違いを捉えるお客さんあり。
各社の辞書を調べても、同義として捉えているのがほとんど。
で、先祖伝来の家宝とは言うが、祖先伝来の家宝は、あんまり聞かねぇ〜ぞ?!
やっぱり、先祖は個人的な問題じゃねぇ〜か? と言うもんだから、
伝来と渡来はどう違うんだろうね? と話が発展。
英語で言えば、 伝来の:ancestral 、 伝来する:be introduced で、
渡来は、come over だから、海を渡って伝わるのが渡来なんじゃない?
じゃぁ〜陸続きで伝来したものは、「〜からの渡来品」 とは言わないの?
初めて口を挟んだオッサン。
「田舎の母ぁ〜ちゃんは、親戚が手土産に持って来た饅頭でも、
渡来物って言うぞっ!」 って言うもんだから、
そりゃぁ〜、「到来物」 だって! と大笑いしたけど、
話しの内容が何が何だかサッパリ分からない連れ合いは、隣でグッスリ寝ていた。
先祖と祖先の違いを、「崇拝」から論じているサイトを発見。
「先祖崇拝か祖先崇拝か」 一神教に見られる近代宗教が、先祖崇拝。
祖先崇拝はアニミズム・多神教とみなしても良いものである。 だって。
どっちゃでも良いけど、月末に悩む問題では無さそうだ。 (笑)