公団フォント

nobita7202008-07-12

道路公団が作った高速道路標識用の字体の事。
高速道路 (公団) ゴシックなどとも呼ばれるそうだ。


100Km のスピードで走る車両から、10秒前に認識できる大きさで、
解読所要時間が一秒程度と言った具合に条件をつけて開発されたから、
文字に正確である事よりも、認識し易さに重点を置いた文字。


右上画像の 「終点」 などを見ても、「糸偏」 に工夫が見られるし、
「点」 の 「口」 が大きく強調されている。


    



名古屋の 「名」 と 「古」 の 「口」 の部分の高さを揃えてあったり、
「豊田」 の 「豆」 部分を簡易にしたり、「三鷹」 は省略の典型。


三鷹」 を文字に忠実に表示すると、高速走行の車両からは 
「鷹」 の 「广」 の中が真っ黒に見えるらしい。 


NHKの番組 「熱中時間 忙中趣味あり」 で登場した方が、このフォント熱中人。
彼のサイトに公団フォントで遊べる機能が有るので、
名前などを入力して遊んでみたら、面白かった♪  「高速道路風ジェネレーター」