GUY

nobita7202008-07-30

ナイス・ガイ = 好男子。
タフ・ガイ = 強靭な男。


「ガイ」 が歴史上の人物に由来しているとは知らなかった。
1605年にイングランドで発覚した政府転覆未遂事件で首謀者の一人であった、
ガイ・フォークス (Guy Fawkes) 別名:グイド・フォークス (Guido Fawkes)
に由来し、ウェールズの方面では国王暗殺を試みた罪人として扱われているが、
スコットランドの方面では自由を求めて戦ったとして英雄視されているそうだ。


上述の事は、NHK BS の番組 「COOL JAPAN」 の中で知った。
続いてみていた、BS フジ の 「大使館の食卓」 では、
ベネズエラの国名が変わっていたことを知った。
病床のカストロ議長を見舞ったり、国連でブッシュ米大統領を罵って有名になった、
ベネズエラチャベス大統領が、1999年に就任してから新憲法を制定し、
その時に、ベネズエラ独立の父である シモン・ボリバル の名を冠して、
ベネズエラ・ボリバル共和国」 と改名したそうだ。


で、ビックリ第二弾。
2005年には、ベネズエラボリバル共和国の駐日特命全権大使として、
沖縄出身の父と山梨県出身の母を持つ、石川成幸氏が着任した。
就任時の年齢が32歳と言うから驚き!
1972年生まれと言うのだから、札幌オリンピック開催の年のだもんなぁ〜。


参事官や事務官などの大使館職員は、旧政権時代から残留している人も多く、
クデター支持者だった若い石川氏が、新政権によって異例の登用をされた事は、
老獪な前政権支持者達には、さぞかし受け入れがたい事だろう。


石川大使は、家では日本語しか使わせてもらえなかったとかで、
日本語は堪能なのだが、全てのインタヴューに対してスペイン語で応答していた。
TV を見ている在日べネズエラ人の方々に対する感情を考慮しての事だろうし、
勿論、大使館職員との良好な関係を保つ為のものとも見て取れた。


右上画像はその時の会食の様子だが、左奥の坊主頭の方が大使で、
右列の中央の白髪の方が参事官。 どう見ても貫禄負けしてるよね。



2007年には、沖縄系二世の安次嶺正がボリビア駐日大使に就任した。


「県系人が駐日大使を務めるのは初めて」 と記事にした、沖縄タイムス
「県系人の駐日大使はベネズエラ大使の石川成幸氏がいる。」とした、琉球新報


テェ〜ゲェ〜な記事でしたね、沖タイさん♪