寿司対決

nobita7202008-09-24

右画像は、岐阜県関市の長良川
小瀬の鵜飼が行われる場所に建つ旅館に宿泊した。


店のお客さんが、7月の僕の誕生日祝いに! と、
能登半島の七尾に誘ってくれた。
お客さんが仕事で七尾に向かう車に乗せてもらい、
美味しい寿司屋で食事をし、国民宿舎に泊まって帰って来る。
ところが、七尾の業者との話が御破算になり、計画は頓挫。


今週末に、店のお客さんでもある山ちゃんの寿司屋が開店する。
上述のお客さんは、山ちゃんの店の常連さんでもあり、
山ちゃんも新規開店の前に他の寿司屋も見ておけと言う事になり、
僕の誕生日祝いと山ちゃんの開店祝いを兼ねて、
岐阜の関市にある寿司屋へ行く事になった訳である。


岐阜県関市と言えば、孫六で名を馳せた刃物の街。
清流長良川の恵みで、鮎や鰻などが有名であるが、
人口の割に、パチンコ店と寿司屋が多い事は知られていない。
今回お邪魔した店がある通りには、店頭から見える範囲でも、
4件の寿司屋の看板が確認できるほど。


この小旅行に先立ち、20日(土)には四日市の寿司屋へ行って来た。
この店の女将さんは僕の店のお客さんでもあり、
近鉄特急に乗って、お互いに行き来する関係にあり、何度行った事やら…。


そこで、三重県四日市 VS 岐阜県関市 の有名寿司店対決。
飲食料金は、両店ともに一万円前後であった。


まずは三重県四日市
店名は記述しないが、カウンター内の壁を見れば、分かる人は分かる。


            


ウニは生きたままを丸ごと一人に一個。刺身の盛り合わせも豪勢で、
伊勢海老も活けエビで、牡蠣は醤油焼きで香ばしく、
生の越前クラゲ(越前クラゲでは無く、越前で採れたクラゲ)。
白身魚を磯部巻きにしたものや、黒豚を焼いたものなどがツマミ。
握りは、牛肉のタタキやアオサ海苔の握りなど、珍しい物もあり、
魚介類から肉類までスッカリ堪能して近鉄電車に乗って名古屋に戻った。


次に、岐阜県関市。
ここも店名は伏せるが、店構えを見れば行った事がある人なら分かるはず。

              
             



トウモロコシの冷たいスープで始まり、レンゲに乗った料理は、
左から、ポテトのポタージュにサイコロステーキが載せてあり、
中央は同じスープに鰻の蒲焼き、左は鱈の白子を一味焼きにしたもの。
揚げ茄子の上にマッシュポテトを乗せ、その上にグジの松かさ焼き。


次に、ホタテに雲丹のソースがかかったものが出されたが、
「ソースは必ず残しておいて下さい。」 と言う。

             


一旦、引き上げて出て来たのが、石焼きビビンバならぬ、
陶器焼きウニ御飯。 器は、多治見の窯元に特注したそうだ。


             


雲丹ソースとご飯を混ぜ合わせてると、ジュージューと音がして、
オコゲも楽しめて面白い提案だと思って食べ終えると、



 ゲソが出て来て、焼けと言う。  


まだまだ熱が保持されていて、ゲソが好い塩梅に焼けるから面白い。



握りも、スミイカヤリイカの味比べをさせたり、
アナゴも塩とツメ(甘いタレ)の二通りで出されて、
「美味しい&楽しい」時間がながれる。
刺身のツマミが出なかったのが、酒好きには心残り。


日が変わり、旅館の朝食を頂き、武芸川の「道の駅」へ行った。
アイスコーヒー¥380を注文したら、モーニングセットがついて来た。


           


やわらかなエッグトーストにサラダと林檎と茶わん蒸し。
パンに茶わん蒸しもビックリだが、量にも値段にもビックリ!
近所のオジちゃんオバちゃんの社交所と化していた意味がわかった。


法仙坊GOLFの入口近くにある、要予約の隠れ家的懐石料理屋で昼を頂いた。
これまた手の込んだ料理を静かな座敷で美味しく頂いたのだが、
最後の赤だしと栗&銀杏御飯とデザートの画像を撮り忘れた。
器が凝っていて見るからに美味しそう。 味付けは京風。
芋饅頭・カマスの幽庵焼き・キノコのクリーム焼き・刺身盛り合わせ、
天婦羅盛り合わせ・松茸たっぷりの茶わん蒸し等などが付いて、
\2,500の懐石弁当は、お値打ちぃ〜〜〜! って名古屋人が言っていた。



食事を終えたのが12時半。 なんと、朝7時半の朝食から5時間で、
3度の食事を終えた事になる。 体重計に乗るのが恐ろしい…。


*日記中で、岐阜県関市とすべき箇所が、
三重県関市になっているとの指摘がありました。
御指摘に感謝するとともに、10月6日に訂正を致しました。