賞味&有効

賞味期間は製造年月日から◯◯日等と表されるもので、
この期間が過ぎたからといって直ちに食べられないものではなく、
「おいしく食べられる」 期間を示したものです。
賞味期間は「期間」ですから、製造年月日と併記して表示されます。



賞味期限は表示されている年月日等まで 「おいしく食べられる」 日であり、
賞味期限は「期限」ですから賞味期間とは異なり
製造年月日表示の必要はありません。



消費期限は製造日を含めて概ね5日以内に
急速な品質の低下が認められる食料品につけられます。
これは期限を過ぎると風味以前に食品としての安全性が確保できない事から、
消費に適するか適さないかという意味での区切りである。



へぇ〜、こんな違いがあったんだ。
漫談師の言葉に、うまい事を言うなぁ〜と思った。



 「 賞味期間が終わった女と、有効期限の切れた男 」



女って、賞味期限が切れても食べられるけど、
有効期限が切れた男は使い物にならない。
身体的機能から言っても言い得て妙だわ…と。



こんな話が、鮟鱇鍋を囲みながら話された。
40〜50歳代の男女4人と30歳手前の男子一人での会食。


2008年2月2日以来の鮟鱇鍋。 <この日記の右上の検索窓に「鮟鱇」と入力>


「女将さん、今年も宜しくい願いしますね♪」 と言ったら、
参加者の女性が、「今年はこれが初めてじゃ無いって言ったじゃない!」 と。
「だで、今シーズンは! と言う意味だがね。 前回は2月の話だわ。」


今年と今シーズンの使い分けの話から発展して賞味期限&有効期間。
あらぬ方向に発展していく会話って楽しい。


女性2人に男性3人の会食で盛り上がった鮟鱇鍋。
店は店舗付き住宅って言うやつで、住宅用の2階が宴会用の部屋。
一日一組しか使用できないので、誰に遠慮する事無く大騒ぎ。


同じ鍋材料が3回繰り返されるので、鮟鱇の特定の部位を食べ逃した人にも、
「次の鍋で食べりゃぁ〜えぇがね!」 と和気藹藹。






岡持ちに入れられた鍋の材料が皿盛りになって3回分の内の2回分。
次に、鍋が七輪の炭火に置かれて伊勢海老で出汁をとり、
ホイップした、たっぷりのアンキモを吞水に取って出汁を張り、
伊勢海老を食た後に鮟鱇と野菜が投入される。
それを3回クリアした後に雑炊に仕立てる。
つまみに泥鰌の素揚げを注文して、酒代込みで一人9千円弱。
1日1組である事や諸々の事情を考えると、かなりお値打ち。
紹介したお客さん達の評判は上々。