雨水(うすい)

「あみず」  麻生さんや中川さんなら、
「あみず」  って読むんだろうな♪
 


今日は、二十四節気の 「うすい(雨水)」
暦便覧によると、「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」



今日は気温も上がらず、北風が肌にさす。
しかし、降り注ぐ陽光は冬のそれでは無く、力強さを感じる。
「日が差す」 から 「日が射す」 になったって感じかな。
これが真夏だと、「日が刺す」 ってなイメージの太陽光になるね。



ベランダ園芸の水やりをしていて、
顔面に受ける北風が冷たく身震いし、早く部屋の中へ…と思うのに、
背に受ける陽光は、ポカポカとして日向ぼっこをしているかのよう。


まさに、「雨水」 の時期に味わえる陰陽だなぁ〜と感じた。



雨水の次に来る二十四節気は、3月5日の 「啓蟄


虫が蠢く季節。 
地上に春が来ると、越冬した地中の虫たちがモゾモゾ。
<春> の下に <虫> を2つ書いて 「蠢(うごめ)く」



その後は、「萌え」が頻繁に使われる季節になる。
芽吹いた草花の色が明るい…草冠に明るいで 「萌え」 かぁ〜。


俵萠子の 「萠」 は俗字だそうだが、「朋」 は宝の貝を並べた様子。
それに草冠が付いて…意味が分からんわぁ〜。



漢初以前 : 立春蟄 ⇒ 雨水春分穀雨清明
漢景帝代 : 立春雨水蟄 ⇒ 春分清明穀雨


その時代の皇帝の諱(いみな)を避けて字を変えたり、
使われていた暦に合わせて順次を変えたりしていたんだぁ〜。