ストック

nobita7202009-03-27

花期が長い。霜には弱いが低温には強い。
園芸で楽しんだ後に切り花にして楽しみ、
最後にはドライフラワーで楽しめる。
って事は、一年中楽しめるじゃん!


強風で花弁がハラハラ散る事があっても、
花全体が萎む事も無く、花言葉の一つに 「永遠の美」 があるのも納得。


冬季の花は香りが少ないが、ストックは上品な匂いが漂う。
今回は白のストックしか植えなかったが、来期は数を増やそうっと。



<Stock> って、日常では備蓄とか在庫とかの意味で使う事が多いけど、
花のストックは、英語の 「茎」 とか 「幹」 とかの意味に由来している。
確かに茎はシッカリしていて、手折るには一苦労する。



備蓄を意味するストックは英語で、茎や株を意味するのは米語。
それは、独語で 「杖」 を意味する 「Stock(シュトック)」 が由来。
だと言う説がある。
スキーで使うストックは、独語の「スキーシュトック」から来ているそうだ。


英語では 「杖」 を意味する 「Stick(ステッキ)」 を使うのかな?
と思いきや、「ポール」 を使うらしい。
スキーでポールと言ったら回転競技で設置される旗門を思い浮かべちゃう。


証券市場の事も、ストックマーケットなどと言うが、
これも、備蓄や保存などの 「ストック」 由来だと言う説があり、
日本に入って来て、「ストック」 を 「株」 と訳したのが、
日本語の 「株式」 の語源だと言う説があるが、
江戸時代から楽市楽座を継承した 「株仲間」 と言う言葉があったので、
上記の説は、 「Stock=株」 のこじつけだろうと思われる。


「スキーポール」 で、オランダの 「スキポール」 を連想したが、
オランダ語では、「Schip スヒップ (船)」 「hol ホル (穴)」。
スキーにもポールにも関係なかったが、独語の 「ストック」 から連想した
スウェーデンの「ストックホルム」 は「丸太の小島」 と言う意味だそうで、
「Stockholm」 の 「Holm」 は、低い土地や小島を意味していて、
昔、戦闘に備えて島の周囲を丸太で囲んだのが語源だとしているから、
「ストック」 は、丸太を意味しているんじゃないか?
ドイツ語の 「Stock(杖)」 に近い地域だから考え得るかも・・・。
なぁ〜んて思いながら、花のストックを愛でている馬鹿でした。