夏草冬濤

nobita7202009-04-09

「なつくさふゆなみ」 懐かしいなぁ〜。


小学校高学年だったか中学生の頃だったか、
しろばんば」 に続いて読んだ井上靖の小説。


「北の海」 へと続いて、青春三部作と言われているが、
これ ↑ は、読んでいないんだよなぁ〜。



ベランダ園芸の水やりをしていて、フッと思い出した 「夏草冬濤」。
真夏のむせかえるような草いきれ。 荒々しく打ち寄せる冬の波を
若さ故の青臭さと、荒々しい如何ともし難いジレンマを例えたんだと思う。


         違うかっ ?!  (~_~;)


意味は全然違うんだけど、シクラメン等の冬の花と、
夏の花のサフィニアが同時に花を付けているのを見て、
学生時代に読んだ本を思い出していた。


     



この数日の陽気に花達が見事に咲きほころんでいる。


       



それにしても、どうしちゃったの? ↓ セッコク


          


まっ、本来はこの時期に咲く花らしいけど、
残暑が厳しい場合、涼しい秋を春だと感じて狂い咲きする場合があるって。
我が家のセッコク。 この数年は狂い咲き専門だったわ。
本来の時期に開花した ↑ この一輪の花を狂い咲きだと思っちゃった。
ペットが飼い主に似るって事があるけど、植物も世話人に似るんだぁ〜。