ケチャラー
マヨネーズ派の 「マヨラー」 に対して、
ケチャップ派は 「テチャラー」 だと言うが、
僕は、「ケチャッパー」 の方が響きが良いと思う。
「ケチャピスト」 何て言うのもあったが、雨漏りみたい。
ポン酢で切るな! ポン酢醤油と言え!
フルーツポンチ(パンチ) で分かるように、ポンスは柑橘類を意味する蘭語。
それに醤油を加えたものが、「ポンス&醤油」
「ス」 に 「酢」 の字があてられて、「ポン酢醤油」
なぁ〜んて偉そうに言っていたが、ケチャップと言っていた。
「トマトケチャップ」 が正しいんだね。
右上画像は 「バナナケチャップ」 だが、
他にも、「マッシュルームケチャップ」 や 「グレープケチャップ」 や
「オイスターケチャップ」 なんて言うのもあるんだぁ〜。
「ケチャップ」 は、中国語起源説 が有力。 (゜o゜)
中国語アモイ方言で、魚介類の塩味スープを、koe-chiap, ke-tsiap
と言うそうです。それが、インドネシア(マレー)語に入って、
ke:chap となり、それがインドネシアを占領したオランダ語に入って、
ketjap となって、英語に入ったそうです。
17世紀の英国において、ベトナムあたりから輸入されていた記録があり、
代用品としてアンチョビで作られたケチャップのレシピが見つかっている。
マッシュルームを加えたマッシュルームケチャップが主流となり、
アメリカにおいてトマトが加わって、「トマトケチャップ」 となり、
ハインツによって作られたものが今の味となったから、歴史は浅い。
マヨネーズの語源は、地名説が主流。
マジョルカ [Majorca]
地中海西部のバレアレス諸島中の最大の島。スペイン領。
オリーブ・ブドウ・陶器などを産出。保養・観光地。
中心都市パルマ。マヨルカ。マリョルカ。
バレアレス諸島で最大なので"major"つまり"majorca"だそうです。
小さい方の島は"minor"をあらわす"minorca"の名を冠しています。
このミノルカ島の州都マオンで作られたソースが「マオネーズ」。
後に「マヨネーズ」になった、との説があります。
しかしマヨネーズには人名説もあり、
「ファイナルアンサー!」 で有名なクイズ番組では、
答えをめぐって訴訟が起きているって言うんだから怖いわ。
日本ではマヨラーが圧倒的に多いらしいが、
米国はケチャッパーが多いだろうなぁ〜。
フレンチフライやオニオンリングやバーガーやホットドッグ。
なんでもかんでも、ケチャップをドボドボ。
和食はサッパリ味が多いからマヨネーズとの相性が良く、
米国の油分が多い料理にはケチャップが合うんだと思う。