春を食す。

nobita7202009-04-12

木曜日は割烹、金曜日は寿司屋、昨晩は割烹。
この3日間は外食続きで、春を満喫。

金曜日の寿司屋は、初めての訪問。
女子大小路入口にある音楽ホールの地下にある店。



今日も貝三昧。 
鳥貝・青柳などの刺身と、ニシ貝と蛤の干物を炙ったもの。


この店で使用している箸 (右上画像) が先細で、何と使い易い事!
自宅用に是非にも欲しいので、今度の休みに探しに行って見ようっと。


鳥羽の沖に浮かぶ坂手島のウニ。甘くて濃厚な味のウニを下駄ごと。
鯛の子をサッと炙り焼きにしたものも、舌の上で溶けました。


   
 



昨晩訪れた行きつけの割烹店は、通い始めて25年目。
この季節は、碓井豆 (うすいまめ) と
桜鯛の道明寺蒸し。 そして 木の芽寿司がお目当て。



うすい豆は、画像を撮り忘れ。 一年間、待ちに待った碓井豆の出汁浸し。
初っ端の注文で、「トリプルで下さい!」。 イッキに平らげました。


きぬかつぎ を、木の芽田楽にしてもらった。


            



串に3個付いていたら、「お芋3兄弟」 なのに…。 などと言いながら、
どうして 「きぬかつぎ」 って言うんだろうと思って検索した。


里芋の子を皮付きのまま塩をふりかけて蒸すか茹でたものを言い、
きぬかつぎは小さく粘りある石川早生という品種が用いられ、
これを「きぬかつぎ」と名付けて八百屋で売っている事もあるが、
「きぬかつぎ」とは里芋の品種ではなく、料理名なのである。
きぬかつぎの語源は 衣被(きぬかず、かずき)に由来し、
衣被は平安時代に身分のある女性が外出する折に頭から被った衣の事で、
一枚の布や単(のひとえ)小袖が用いられた。
この被った様子が料理のきぬかつぎに似ているとか。
つまり、小芋を蒸す時に皮に二八ぐらいの割合で切り込みを入れ、
少ない部分の皮をむいて盛りますが、
その白くなった部分と皮付きの部分の様子を衣被に見立てた。


だって。