否定疑問文

韓国ドラマを見ていたら、
疑問否定文に対する答え方が、日本語と一緒だった。


「この本は、あなたのではないですよね


「ない」 と否定された疑問文。



日本語の場合、自分のであれば、「いいえ、私の本です。」
「はい、私の本ではありません。」



と、まずは相手の疑問の内容に対しての正誤を表明した後に、
正しくは、このようである。と言う表現方法をとるから、
いいえ、○○です。」 「はい、○○では無い。」 と、
否定と肯定が混在する文章が成立するが、


英語の場合は、「Yse,It is main. (はい、私のです。)」
「No,It is not main. (いいえ、私のではありません。)」


肯定と否定が混在する事は無い。



韓国語は日本語と同じ表現をし、タイ語もまた同じ。
アジアと欧米の違いかと思って少しばかり検索してみた。



学習した訳では無く、あちこちの学習サイトからの引用なので、
果たして正しいかどうかはイマイチ自信が持てないが、


ドイツ語やフランス語などでは、否定疑問文に対しては、
英語で言う No = Nein (独)・ Non (仏) や
Yes = Ja (独) ・ Oui (仏) の他に、


相手の言っている内容に対し、Yes や No ではなく、
「その通り」 と肯定し、その後で 「実は○○では無いのです。」
と、否定文を述べる表現方法があり、
Doch (独) ・ Si (仏) と言う言葉を用いるそうだ。


これは中国語にもあって、


是 (Yes) ・ 不是 (No) の他に、「対」 と言う単語を使う。


肯定疑問文であれ否定疑問文であれ、相手の言っている内容が正しければ、
「対」 を文頭に持ってくるそうだ。



こうしてみると、英語は Yes か No の2通りで、単純ではあるが、
ぶっきらぼうな感じがするのは否めない。


相手の質問に対して、最初っから 「No」 とするのがキツイんだよね。
穏やかに表現するには、相手の否定疑問の内容を 「Right」 で肯定し、
その後で否定文を述べると言う表現をすると穏やかな言い回しになる。


やっぱ、日本語と韓国語って近いんだよねぇ〜。
さて、これからタイ語教室です。


明日は福島県須賀川市の温泉で姉家族と合流し、その翌日に仙台。
店は23日まで臨時休業し、24日の昼過ぎに名古屋へ戻って開店です。