初雪

nobita7202009-12-19

平年より3日遅れ、昨年より7日早いって。


今朝、ベランダの縁に薄っすらと残る雪。→


昨夜、お客さんを見送りに出たら雪がチラホラ。
急いで店じまいして帰途に就きました。
スリップした車に激突されたら堪りませんもんね。



女性客が好みの男性について話していた。



「歳を考えれば、より好みしている場合じゃないんだよねぇ〜。」



           
          選り好み



      僕は、「えりごのみ」 派。




店に居た他のお客さん達に尋ねたら、「よりごのみ」 派が圧倒的だった。




「選り優れた」 も、「えりすぐれた」 と 「よりすぐれた」 に分かれた。






「選り取り見取り」 や 「選りに選って」 は、どちらも 「より」
「えりどりみどり」 とは言わないし、「えりにえって」 とも言わないから、
「選り」 の読み は、「より」 の方が優勢なんだとは思うけど、
「える」が転じて「よる」となったと言う説もある。






  これらの様な事象は、 「発音のゆれ」 と言うそうだ。




「良い」 が、「よい」 とか 「いい」 とか読まれるのと同じ。
「しんじく」 と耳にすれば、「新宿」 の事? とも思えるが、
文字として 「しんじく」 と書かれたら、「新宿」 とは連想できないよね。





「すません」 も、謝罪での 「すません」 は使うが、
「これだけでは済みません。」 の様な場合、
「これだけでは すいません」 じゃぁ〜、意味が通じなくなっちゃうよね。




これからタイ語教室だけど、タイ語で 「水」 を意味する 「ナム」。
「ナム・プラー(魚醤)」 「ナム・ケン(氷)」 のように、
頭にあると 「ナム」 と言う短母音での発音だが、
「メー・ナーム(川)」 「プラトゥー・ナーム(水門)」 のように、
尾にあると 「ナーム」 と、[na] が [naa] と長母音になる。
これもタイ語における、「発音のゆれ」 なんだろうなぁ〜?!



「発音のゆれ」 に興味がある方(居ないか?!)は、
文化庁のホームページにある、「国語施策情報システム」 を参照の事。