右側通行

日本では、「車両は左　人は右」　と教えられるが、
韓国では、車両も 人も 右側通行のようだ。
人の流れについて地下鉄の連絡通路を歩いていると、
通路左側の天井から、右図の標識がブラ下っていた。→

男女のイラストに赤い×印。

男女が並んで歩くな！　って言う意味？
トイレは無いぞ！　って言う意味？

どう言う意味の標識なんだろう？　と疑問に思いつつ帰国。
韓国語を理解できる人に聞いてみると、

「来る道」　とか言う意味だと思うんだけど…。　って。

そうか、右側通行を励行させる為に、通路右には 「行く道」 があって、
左側を歩こうとすると、頭上には 「来る道」　と書いてあり、
男女の絵は人間を表し、通行禁止を意味する×が描かれているのか…。

日本では、車両と共存する場合は、人が右で車両が左だが、
地下道などの人対人の流れでは、左側通行を励行するように書いてある。

右利きが多い。心臓を守る為に相手を右にみると言う動物的本能。
それらからして、騎馬戦の場合は右手に剣や槍を持ち、
左手で手綱を持つと言う形になった事から、近代交通も左側通行になった。
右側通行の発生は、ナポレオンが左利きだったので、
左手に剣を持つナポレオンの指示で、フランスから広がったと言う説もある。

韓国の様に、車両も人間も、地上も地下も右側通行にまとめちゃうのと、
左側通行をする車両に対し、安全確認がし易いように人を右側通行にし、
動物の本能や多数派の右利きの習性を優先し、
車両の危険性が無い場所においては人の左側通行を奨励すると言うのと、
どちらが合理的なんだろうなぁ〜？　と考えてしまった。

合理的で感心したのが、E ちゃんが発見したホテルのレンジ。

　　　　　　　　　　　　　

一見すると普通の電子レンジのように見えるが、右の部分を開けたら、
何と、トースター じゃあ〜りませんか！！

　　　　　　　　　　　　　　

こりゃぁ〜便利かも?!　
レンジとトスターの２台を用意するより場所を取らないし、
日本のトースター機能付きレンジだと、一台で一調理だしね♪
一台で焼きと温めが同時進行するのは、忙しい時には重宝するよね。

このレンジに関しては、韓国の合理性に軍配が上がったな。