片仮名語
昔の電報文は読み難かった。
今まで3回ほど知人の結婚式で司会を務めた事があるが、
カタカナばかりの電報文を読むのが大変だった。
勿論、平仮名ばかりも難しいのであろうが、
漢字混じりの文が、如何に読み易いのかを実感した。
パギやんとは、僕の店で何度か顔を合わせた事のあるカンちゃんが来店した。
「明日のパギやんのライブ、僕は行くけどカンちゃんはどうする?」
「あぁ〜、僕の所にも案内が来ていたわ! 「百年目のヤケクソ」でしょ?!
「えぇ〜っ? 百年目のヤクソクでしょ!」
「ヤクソクだったぁ〜? ヤケクソじゃなかったっけぇ〜。」
2人でトイレに貼り出してあるポスターを見に行った。
「ありゃ、本当だ…。 ヤクソクだわ!」
まぁ〜、ポスター右上にあるパギやんの太鼓を叩く顔写真を見れば、
「ヤクソク」 を 「ヤケクソ」 と読み間違えるのも分からんでも無いけど…。
「ウコンの力」 が発売された当初、容器の色合いも手伝って、
「ウ○コの力」 にしか見えなかったもん。
文を読む時、語学力だけではなく、
視覚的効果や直感力等も大事なんだと思う。