聞き分け
画像奥に車両が見えますが、
踏切の先頭に居たかった…。
なかなか格好良いんです。
高岡の瑞泉寺では、市民ボランティアの女性から
寺の沿革や建物の特徴や禅のしきたり等を教えて頂きました。
立って半畳、寝て1畳 と言われるシンプルの極致を目指す禅。
一畳ほどの畳の下には布団が収納され、
上部の納戸には、茶碗や着替えなどが収納されるそうで、
この畳一畳ほどの所を、「単」 と言うそうです。
「単位」 と言う言葉は、この 「単」 が由来だと言われているとか…。
下の3枚の画像は、伽藍のアチコチに置かれている鳴り物です。
銅板であったり鐘であったり、木魚であったり…。
これらの音を聞き分ける事で、
食事の時間や禅の時間、就寝・起床の時間を知らせるんだそうで、
声を張り上げて知らせるような事をせず、静寂の中で生活する。
その為に、何を知らせているのかを聞き分ける事が大事。
「聞き分けが良い」 や 「聞き分けが悪い」 は、
この禅修行から生じた言葉だそうです。