名古屋市民オーケストラ

nobita7202010-11-22















昨日は、愛知県芸術文化センターのコンサートホールで催された、
名古屋市民オーケストラの定期演奏会を聴きに行って来ました。




のび太の店のお客さんで、歯科医師でありながら、
オーボエ奏者でもある方が居て、その方が出演されると言うので行きました。




一般席では無く、オーケストラの背後にあるパイプオルガンの下の席。
そこの最前列に陣取って聴いたのですが、この席が最高!
楽譜は見えるし指揮者の表情が良く分かる。
いつもは後ろ姿しか見えない指揮者だが、
この席からだと、各楽器に対する指図がハッキリと見てとれるから面白い。



           




宝塚ばりの容姿で人気の西本智実さんが、この会場でタクトを振るなら、
間違いなくこの席から埋まって行く事だろうと思われる。



で、演目は下記の様。



デュカス/交響詩魔法使いの弟子
プーランク/バレエ組曲「牝鹿」
ラヴェル/道化師の朝の歌
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル/「ダフニスとクロエ」第2組曲


指揮:角田 鋼亮


指揮者は名古屋市出身で、東海地方屈指の進学校の出身者でしたが、
なかなかの指揮ぶりで、未だ30歳と若く、将来が楽しみです。



バレエ組曲の 「牡鹿」 の時に、
演奏が終わったと勘違いした聴衆からパラパラと拍手が起こった。
イヤイヤ、まだ終わってないから…。



20分の休憩を挟んでラヴェルの道化師の朝の歌が演奏された。
短い曲なのだが、演奏が終わっても聴衆は拍手を躊躇ってる。
先ほどの組曲の時の拍手の失敗を、誰もが気にしている風。



のび太の席からは楽譜が見えるので、演奏が終わったのを確認している。
拍手を躊躇っている聴衆に、のび太が先陣を切って拍手を促した。



演奏を終えた3人の楽団員が来店して音楽談義。
拍手の出遅れを感じていた楽団員の方々も、
「あの時の拍手は、のび太だったんだぁ〜。」 と苦笑いでした。



演奏会の帰りには、フグの握り鮨を平らげて大満足。






つまらない映画を見て腹を立てるより、
\1,500でこれだけの演奏を聴かせてくれるんなら、また聴きたい!