尾頭橋

nobita7202011-02-07

名古屋の熱田区にある橋。


音読みすれば、「びとうばし」。 
訓読みすれば、「おかしらばし」。


この地名は、「おとうばし」 と読む。


訓音で読む、「湯桶(ゆとう)読み」 である。
ちなみに音訓で読むのが、「重箱(じゅうばこ)読み」。



名古屋の地名に慣れていない頃、「びとうばし」 と言って笑われた。



そんな思い出のある土地にある懐石料理店へ行って来た。



お客さんの誕生日会なのだけれど、
日曜日にキチンとした和食を食べさせてくれる店は少なく、
アチコチ当たってみたけど、どこも予約で一杯。
断られた店の主人が紹介してくれた店が、尾頭橋にある料理店だった。



¥8,000 のコースを頼み、4人でワイン1本と焼酎750m を飲み干し、
1人¥11,500 程だったから、まずまずリーズナブルな店かな?







右上画像にあるような個室で食事をしたのだが、
料理を運ぶ仲居さんが我々の話を聞いていたようで、
通常なら炊き込みご飯が出される所を、「鯛めし」 を出してくれた。
「大将からの、ささやかなお祝いです。」 とのことでしたが、
ささやかどころか、大そうな御馳走で、メチャ美味しかったんです。
パサパサの鯛飯が多いけど、この店のは身がシットリして、
口いっぱいに鯛の香りが広がり、充分な旨味がありました。