古宇利島 （こうりじま）

沖縄本島の北部に、
本部半島があり、その北側は、
今帰仁（なきじん）村。

その東に浮かぶ島が古宇利島。

右画像は、屋我地島から
古宇利島に架か古宇利大橋。

7月10日に那覇空港に到着し、迎えに来てくれていたS氏の車に乗り込んだ。
名護へ向かう高速道路を走行しながらS氏が我々に尋ねた。

「どこか行きたい所はある？」

「別にないけど、例えば？」

「いや、ドライブするとか･･･。」

「えぇ〜〜〜っ！　ドライブぅ〜〜〜？　どうしてまた急にそんな事を…。」

「今帰仁に古宇利島って言う所があって、そこに架かる橋が綺麗なんだけど、
　見に行かないかな？　と思ってさ。」

「はぁ〜？　橋？　行かなぁ〜い！　さっさとビーチに出かけて、
　ランチ宴会を始めようよ！」

「本当にどこも観光しなくて良いの？　海だけで良いの？」

「はいっ!!　海だけで良いです。　って言うか、海が良いです！」

タイへ50回以上行ったけど、世界遺産のアユタヤ遺跡群すら見た事が無いし、
パリでも、コンコルド広場から遠くに見える凱旋門とエッフェル塔を見て、
近くまで行く必要はないね…と、さっさと市場に向かうぐらい観光をしない。

「S氏には申し訳ないんだけど、観光地とかって興味がないんだよねぇ〜。」

と、先ずはお宅へ行ってランチを積み込んで海へ行きましょう！　と、
寄り道せずにお宅に向かってもらった。

8月2日の火曜日は店が休みで家でゴロゴロ。
深夜放送で、沖縄の情報番組を見ていた。
沖縄で活躍する芸人集団に所属する、「よっちゃん」 と言う男性と、
沖縄出身の歌手で、唐真 久乃（とうま ひさの）と言う女性が案内人。

何と、「古宇利島」　を特集していました！

S氏お薦めの、「古宇利大橋」　は、確かに姿の美しい橋で、
綺麗な珊瑚の海に架かる橋の上を、車で一直線に駈け抜けたら、
海上散歩でもしている気分になるでしょう！

フロリダのキーウェストに架かる橋や、
パラオの空港からコロール島に渡る橋に似ている雰囲気があります。

時間的に余裕がある旅なら行ってみたい島だな…。

などと思い、ワインを飲みながらTVを見ていたら、

何と、7月4日に解禁された　「シラヒゲウニ漁」　の話題。

7月〜8月にかけてウニ漁がおこなわれ、
その期間だけ島中の食堂に、「ウニ丼」　が登場するんだそうです。

紹介されていた店は漁港近くにあり、捕れたてのシラヒゲウニを、
御飯の上にタップリ載せ、味噌汁と副菜の定食で￥1,500で売っていました。

行きたい！　　食べたい！　　写真を撮りたい！

期間限定の言葉に弱いのび太。
美味しい不味いは さて置き、試してみなきゃ分かんない！　の好奇心は旺盛。

ましてや今年はウニの個体数が少なく、例年なら2ヶ月間ぐらいの漁期が、
1ヶ月ほどになってしまうかもしれないと言う。　→　「沖縄タイムス」

そんな貴重な時期に訪沖したんだもの、食べておけば良かったぁ〜！

S氏、「橋、見たい？」　じゃなくて、
「ウニ丼食べに行く？」　と尋ねて下さい。

我々は、酒と食べ物に釣られ易い体質なんですから。

そんな沖縄から、マンゴーが届きましたぁ〜！
マンゴーのお尻からは、蜜が垂れてはじめて来ています。
食べ頃で〜す♪　のサインが点灯しています。　有難く頂戴いたします。