五香粉
五香粉(ごこうふん)
ウーシャンフェン
(wǔxiāngfěn))は、
中国の代表的な混合香辛料。
桂皮(シナモン)、
丁香(クローブ)、
花椒(カホクザンショウ)、
小茴(フェンネル、ウイキョウ)、
大茴(八角、スターアニス)、
陳皮(チンピ)などの粉末。
五香粉の五とは「数種の」という程度の意味で、
5種類のスパイスに限られている訳ではない。
この調味料が優れ物で、手作りの中華料理に加えると、
我が家の台所は、突如として町の中華料理店に大変身。
香りと言い味と言い、チョットしたプロの手にかかったかのようになる。
<2011年10月6日> ←の日記で紹介した、「ジャンボにんにく」
これを、手羽先と茹で卵と煮て中華風に仕上げました。(右上画像)
手羽先に五香粉をまぶし、胡麻油で炒め焼きにする。
生姜・中華スープ・紹興酒・オイスターソース・醤油・砂糖を加え、
水気が無くなるぐらいまで煮る。(辛味は鷹の爪か豆板醤で調整する。)
右上画像はかなり味が濃いように見えますが、
スープと同量の紹興酒を加えた事と五香紛の色に因る所であります。
どれが茹で卵で、どれがニンニクなのか分かりませんよね。
それほどに1片が大きいニンニクです。
でも、食後の口臭も気にならないのが不思議です。
ホックリ炊き上げられたニンニクは芋を食べているかのような味でした。