誕生日

nobita7202012-07-20

誕生日と言えば、
ケーキなのだろうけど、
のび太は赤飯の方が嬉しい♪



子供の頃は大っ嫌いだった。
おこわ飯も小豆も…。



酒を飲むようになったら、
豆ご飯大好き! おこわ飯と煮物が一番! と感じる今日この頃です。




今日は、のび太の誕生日。
昭和16年からは、「海の記念日」 平成8年からは、祝日の「海の日」。
で、ハッピーマンデーと言う訳の分からない祝日法の改正によって、
平成15年からは、7月の第月曜日が、「海の日」 となったので、
のび太の誕生日が祝日扱いだったのは、7年間だけでした。 ┐(-。ー;)┌




今日は、たらし焼きを作りました。
祝いの赤ですが、貧乏臭くて良い感じ。(笑)




たらし焼きとは、埼玉県の郷土食のようですが、
茨城県のたらし焼きは、もっとシンプルなもの。





で、小学生時代に過ごした福島県浜通りのそれは、
シンプルって言うのでは無くて、貧乏臭いものでした。





子供が集まる駄菓子屋の一角に鉄板コーナーがあり、
水溶きの小麦粉をタラァ〜と たらして、刻み紅生姜を載せるだけ。
当時、5円だったと思います。 10円出すと玉子が追加されました。





埼玉県や茨城県のたらし焼きはソース味のようですが、
浜通りのそれは、醤油味。 若しくは、紅ショウガの梅酢味。





沖縄で、「ヒラヤーチー」を食べて、たらし焼きを思い出しました。





ヒラヤーチーは、「平焼き(ひらやき)」 の琉球表現です。
その名の通り、お好み焼きのように厚ぼったく無く、韓国のチヂミに近い。





のび太のたらし焼きは、水溶き小麦粉に卵と紅生姜を加えて焼くだけ。
味付けは、紅生姜の汁だけの大人味です。
子供の頃食べたものは少量の紅生姜ですが、
酒のツマミにするので1袋全量を入れるのが、のび太風です。




     




厚ぼったく焼くと、辛い・塩っぱいで舌と喉が悲鳴を上げますから、
超薄ぅ〜〜〜く焼いて、一口大に切り分けます。




これが冷えても美味しくて、日本酒のツマミに最高なんです。
いや、最高って言っても美味しい訳では無く、シンプルさと貧乏臭さに、
哀愁や郷愁と言う調味料が加わり、のび太の感傷的なツマミです。




今晩は、焼鳥屋で誕生祝いをして頂きます。
レストランじゃない所がのび太らしいかも。(笑)




今更この歳で誕生日でも無いわ…。 と言う方が居ますが、
誕生日は、皆さんに祝って頂く事により、
これまでに出会えた人々に感謝をし、良き家族に恵まれた事に感謝をし、
生を授けて育んでくれた両親に感謝をする日。 だと思うので、
せいぜい祝って頂き、タップリの感謝をしたいと思っています。