大人の味

nobita7202012-08-18

ホヤです →



ほや貝とも言われますが、
貝では無く、尾索動物です。



漢字表記だと、海鞘、老海鼠など。
老いた海の鼠って…。(笑)




好き嫌いがハッキリした食材の一つですよねぇ〜。 




三陸陸奥・陸前・陸中)地方では馴染みのある食材です。





最近では名古屋でもホヤを扱う飲食店がありますが、
調理法を見ていると、水道水で洗う板前さんが居るんですよ。
ありゃぁ〜風味が落ちるしカルキ臭くなるし…。
ホヤから出る水で内臓を洗わないとね。
でも、新鮮なホヤじゃないと、それも無理なのかも?!



いずれにしても、名古屋で食べるホヤは美味しくありません。




先日、仙台へ帰省したおりにスーパーで出かけたら、
鮮魚売り場の端に、ホヤの売り場がありました。
殻付きや剥き身のホヤが並べられ、さすがに本場だなぁ〜。(右上画像)




買って行く客層を見ていると、年配の方が多い。
若い人が好む味ではないかもねぇ〜。
大人の味 って事でしょうか。





ホヤは様々な病気の原因となる活性酸素の生成を防ぐ最強のミネラル
「セレン・セレニウム」を含む数少ない食品の一つです。
セレン・セレニウムの抗酸化作用はビタミンEの約500倍といわれ、
ガン予防、心筋梗塞脳卒中の予防、
血行障害や更年期障害の改善などの効果が期待できます。
他にもタウリンや鉄分などの有用成分を豊富に含む優等生です。




↑ こんな説明を読んだら、ますます食べたくなっちゃいました。
仙台に居る時には、いつでも食べられると思うから食べずに居て、
名古屋に戻ったら急に食べたくなると言う始末の悪さです。




と言うのも、16日・17日と、初めての介護の仕事をして来ました。
自分で言うのもなんですが、すこぶる評判が良くて…。(笑)
「仕事が丁寧だ。」と褒められた・・・のは良いのですが、
これから先も、その期待を裏切らないように!
と言う責任感の重圧に押しつぶされそうです。



その日の出勤前に寄った行きつけの店で、
夏牡蠣と鰻を食べて体力回復を図ったのですが、
夏バテにはホヤが効きそう! と思った次第です。





夏のホヤは冬に比べてグリコーゲンの含有量が8倍になり、
甘味と旨味の増す旬となります。




養殖だとかハウス栽培だとか、
季節を問わずに年中食べる事が出来るようになった現代の食生活ですが、
やっぱり季節の物を旬の時期に食べるのが身体にも良いのですね。



冬の牡蠣・夏のホヤと、三陸の海の幸は身体に嬉しい食材が沢山あります。