お煮〆
子供の頃は赤飯が嫌いで、
大人になったら大好き!
で、どう言う訳か、
のび太の頭の中では、
赤飯と言えばお煮〆がセット。
なので、お煮〆を食べると赤飯が食べたくなり、
赤飯を食べるとお煮〆を食べたくなると言う条件反射が出来てしまいました。
日曜日に友人から赤飯を頂いたので休みはお煮〆を作ろうと思っていました。
具材を買っていたら、煮豚用に糸で縛られた豚肉のブロックを見つけました。
お煮〆は減圧鍋で作る予定だったので、
隣のコンロでは、圧力鍋で中華薬膳の煮豚を作ろうと思ったのです。
で、牡蠣も食べたかったのでタイ風の牡蠣オムレツを作りました。
和風の煮豚でも良かったのですが、
先週の休みに作った火鍋で使用した香辛料が余っていたので、
中華薬膳とオイスターソースを使った中華風煮豚になったのです。
で、毎週の休みに牡蠣を食べていますが、和風・韓流は飽きたので、
久しぶりにタイ風にしようと思った物ですから、
昨日の食卓は、和・中・泰の無節操な献立となりました。
先ずは圧力鍋に生姜スライス・中華薬膳(枸杞の実・ナツメ・八角など)と、
長葱(本当は緑の部分が良かったんですけど前日に使っちゃいました。)、
鷹の爪と豆豉の代わりに浜納豆を加え(右上画像)中華スープと紹興酒、
牡蠣ソース・醤油と砂糖を加えて沸騰させ、中弱火で20分間圧をかけます。
圧力鍋のコマがシュルシュル言っている間に隣の減圧鍋でお煮〆を作る。
牛蒡・金時人参・椎茸・蒟蒻・蓮根を乱切りにして、結び昆布と共に煮る。
5分ぐらい煮込んだら、厚揚げと高野豆腐を加えて蓋をして沸騰させたら
火を止めて20分放置。 その頃に圧力鍋の煮豚ができ上がると思います。
圧力鍋の蓋を開けて、煮豚の汁が半分ぐらいになるまで煮込みます。
そうすると減圧鍋のお煮〆と圧力鍋の煮豚が同時ぐらいに出来上がります。
煮豚はスライスしたら、軽く湯がいたもやしの上に載せて完成。
お煮〆は思った以上の出来で、美味しく赤飯を頂きました。
タイの牡蠣は小粒だし、牡蠣の実が縮むも縮まないも関係の無いタイ人は、
そのままジャーと炒めてしまいますが、プックリした牡蠣を食べたいので、
牡蠣を洗って水切りをし、片栗粉をまぶして炒めておきます。
刻み葱を炒めて炒め置きした牡蠣を加えて溶き卵で卵焼き状態にしますが、
裏返したら火を止めて、片面は余熱で固まるのを待ちます。
両面焼こうと思うと牡蠣も玉子も固くなりますので、余熱を利用します。
タイではチリソースで食べますが、のび太はナンプラープリックと言う、
魚醤に刻み唐辛子を加えたタレで食べるのが好きです。
* お煮〆の蒟蒻ですが、手綱(たづな)蒟蒻にしました。
先日お店で手綱蒟蒻と言ったら知らないと言う方がいらっしゃったので、
知らない人の為に作り方を御紹介。
スライスした蒟蒻の中央に縦に切れ目を入れて
蒟蒻の一方を切れ目にくぐらせるだけです。
因みに、寿司屋でイワシやコハダを握る時に、
「網代(あじろ)」と言う細工の方法があります。 ↓
「三つ編み」って言わないでね。(笑)