濡れティッシュ

nobita7202008-10-24

日本じゃ、ウェット・ティッシュが一般的な表現かな?
タイ国際航空の機内で、おしぼり代わりに配られた、
濡れティッシュが右画像。


先ずタイ語で書かれてあって、Kradaat・Yen と読むが、
(二重子音→)Krdaat は、「紙」で、Yen は「冷たい」の意。


冷たい紙かぁ〜。 確かに冷やしてあるけどねぇ〜。


続いての英語表記は、Refreshing Tissue <リフレッシィング・ティッシュ
ティッシュアメリカ生まれで、第一次世界大戦の産物なのだが、
化学調味料=味の素 と同じで、米国では、ティッシュと言わずに、
クリネックス」と表現する人が多い。
Refreshing Kleenex じゃ、語呂が悪いか。


出たぁ〜〜〜北京語! < 面巾 > そのまんまじゃぁん。 (ー_ー)!!
<顔の布> ってか?! まっ、分かりやすくて良いけどね♪


タイの中華料理店で見たメニューに、魚面巾
げっ! それって、魚のティッシュ包み揚げ…見たいなの?
今度は、上面巾。 高級ティッシュかよ?!
油面巾 は、あぶらとり紙かぁ〜?
中華料理のメニューに登場しているのだから、何かの料理だろう…。
どうも、がんもどきや油揚げの様なものを使った料理が面巾料理のようだ。


で、帰国後に調べてみれば、面(つら)= 顔 だけじゃ無く、
平べったい物や、麺の事も意味するって言うから大変。


初次見面 で、初めまして。 とか、面試 で、面接試験などは、顔系の面。
湿面巾 で、おしぼり とか、面巾紙 で、ティッシュは、平べったい系。


面料> なんだぁ〜? 顔の料だから化粧品かな? 
ブゥーッ! <生地>。 そっか、=平べったい =材料 って事ね。


方便面> まずは「便」に目が止まり、面=紙で「トイレットペーパー?」
と思いきや、インスタントラーメンだと。


なぁ〜るほど、嘘も方便の方便かぁ〜。
方便とは、仏が衆生に真実を明かすまでの一時的な手段> のって事か。


恐るべし北京語。 僕みたいなのが旅をしたら、味噌糞一緒の旅になりそう。


外来語って面白いよねぇ〜。 
ピザハットのハットを帽子だと思っている人が多いけど、
ありゃぁ〜ドイツ語の小屋を意味する「ヒュッテ」が語源だし、
シャッポを脱ぐのシャッポが、フランス語の帽子。


ファッション用語はメチャ多くて、グルカショーツは、
ネパールのグルカ族の兵士が穿いていたショーツだし、
「チノパン」のチノは、中国の事だとは知っていたが、
流通経路の一部だっただけ…って言うのがスゴイ。
ジーンズに至っては、イタリアの「ジェノバ港」が語源だってさぁ〜。 


パタヤから帰還して一週間が経ち、旅の報告を! と思っているのに、
往路の機内で出されたオシボリひとつで つまづいてしまった…。