ひきずり

nobita7202010-04-12

「おひきずり」 と言えば、長裾の着物の事だろうが、
名古屋で 「ひきずり」 と言えば、鶏鍋の事。
すき焼き風の鍋だが、牛肉ではなく鶏肉を使う。


名古屋のデパ地下やスーパーなどでは、
精肉店では牛肉と豚肉を扱い、
鶏肉は、かしわ専門店が扱う。←これ、常識!


と言うほどに、鶏肉文化。



「ひきずり」 には、すき焼き風味付けと八丁味噌を使った土手鍋風がある。
右上画像の 「ひきずり」 は、八丁味噌を使用した 「ひきずり」。




2月頃だったか…? 一緒に鍋をつついていた友人が、
「味噌仕立てのすき焼きを食べた事がある。」 と言うので、
一度は挑戦してみようと思いつつもレシピが見当たらない。



そこで、名古屋の 「八丁味噌のひきずり」 風に仕上げてみた。




買い物に行ったら、豪州産の300gで\380と言う安い肉があったので、
失敗しても惜しくないと思い、八丁味噌のすき焼きに挑戦。



             




出汁は、八丁味噌・日本酒・砂糖で濃い味に作った。





  





ヘッドから出た油で牛肉を焼いて八丁味噌ダレを差し入れ、
溶き卵で食べてみたが、イマイチ…の味。 









その後、野菜を投入して火が通った所で食べたが、これまた…?って感じ。









しかし、その後に残った野菜や肉と出汁など全てを鍋に入れ、
煮込んだら、「八丁味噌のひきずり:牛肉バージョン」 のようになり、
これは美味しく食べた。 結構ハマル味!!




            





「すき焼き」 なら割り下だが、「牛鍋」 なら八丁味噌出汁もアリかも♪