チリ・コン・カーン
好きなんですよ、チリコンカーン。
クミンシードの香りが好きなんです。
チリコンカーンはメキシコ料理!
と思われがちですが、
実はアメリカの郷土料理なんです。
テクス・メクスと言う、テキサス州のメキシコに近い地域で生まれた、
メキシコ風テキサス料理の一つです。
中西部に伝わるとチリコンカーンにトマトや豆が入る。
チリビーンズとも呼ばれるが、チリビーンズは肉が入らないとか、
呼称については諸説あるが、どれが正解と言うのも無さそうだ。
昨日の休みに作ったのは、中西部風のチリコンカーン。
幼い頃は豆料理が嫌いで、豆ご飯の豆を取り除いて食べては叱られた。
ましてやクミンの香りなど、もっての外。
それが1980年にカンザスシティーで暮らし、
ポークビーンズを食べてから豆が好きになり、
醸造酒を飲むようになってから、香りの強い食品が好きになった。
今でも食べたい!と強く思うのは、チリビーンズ。
缶詰でも売っているけれど、結構な値段だし、自分で作っちゃえ!
レッドキドニービーンズ (インゲン豆の1種) を水に浸けて戻す。
ニンニクの微塵切りをオリーブオイルで炒め、香りが出たら
玉葱の微塵切りを加え、透明感が出て来たら挽肉を加えて炒める。
肉の色が変わったら、チリパウダーとクミンシードパウダーを加え、
好みでコリアンダーシードのパウダーを加えて軽く炒め、
コクを出す為にバターを少量。これは好みなので好きなように…。
沸騰したら味見をし、好みでブラックペッパーとタバスコを加える。
その後は水で戻した豆を入れてシッカリ煮込みますので、
味が薄いな…と思う程度が丁度良い。
豆が好みの柔らかさになるまで煮込んだら完成。
のび太流チリコンカーン中西部風の結果は、記事右上の画像です。
汁気が多ければ、シンシナティ風になるし、少なければテキサス風になる。
冷凍が利くので、作り置きして色々な料理に利用できる。
パスタソースとしては勿論、タコスやナチョスにも使えるし、
沖縄名物のタコライスにしても良い。
前述しましたが、本来はトマトも豆も入らないものを使いますが、
極端に味が変わるでなし、トマトや豆が入った方が栄養バランスも良い。
○○風と言う事で OK と言う方はお試しあれ。
チリシーズニングを買いに行ったら、アボガドサラダのシーズニングを発見。
オリーブオイルと合わせてドレッシングを作ってアボガドに掛ける。
すっかりテクス・メクス風の夕餉となりました。
のび太のブログは、「食べブロ」 だね。 とよく言われますが、
のび太流レシピの記録であり、人様に教える為のレシピでは無いので、
あまり真剣に読んで頂かないように!
興味があったなら、参考程度にして下さいませ。(笑)