チリ・コン・カーン

nobita7202011-01-12

好きなんですよ、チリコンカーン。
クミンシードの香りが好きなんです。



チリコンカーンはメキシコ料理!
と思われがちですが、
実はアメリカの郷土料理なんです。



テクス・メクスと言う、テキサス州のメキシコに近い地域で生まれた、
メキシコ風テキサス料理の一つです。




中西部に伝わるとチリコンカーンにトマトや豆が入る。
チリビーンズとも呼ばれるが、チリビーンズは肉が入らないとか、
呼称については諸説あるが、どれが正解と言うのも無さそうだ。
昨日の休みに作ったのは、中西部風のチリコンカーン。




幼い頃は豆料理が嫌いで、豆ご飯の豆を取り除いて食べては叱られた。
ましてやクミンの香りなど、もっての外。
それが1980年にカンザスシティーで暮らし、
ポークビーンズを食べてから豆が好きになり、
醸造酒を飲むようになってから、香りの強い食品が好きになった。



今でも食べたい!と強く思うのは、チリビーンズ。
缶詰でも売っているけれど、結構な値段だし、自分で作っちゃえ!




レッドキドニービーンズ (インゲン豆の1種) を水に浸けて戻す。




ニンニクの微塵切りをオリーブオイルで炒め、香りが出たら
玉葱の微塵切りを加え、透明感が出て来たら挽肉を加えて炒める。
肉の色が変わったら、チリパウダーとクミンシードパウダーを加え、
好みでコリアンダーシードのパウダーを加えて軽く炒め、
コクを出す為にバターを少量。これは好みなので好きなように…。






コンソメスープとトマトの缶詰を加え、ローリエを1枚。




沸騰したら味見をし、好みでブラックペッパーとタバスコを加える。




その後は水で戻した豆を入れてシッカリ煮込みますので、
味が薄いな…と思う程度が丁度良い。




豆が好みの柔らかさになるまで煮込んだら完成。
のび太流チリコンカーン中西部風の結果は、記事右上の画像です。
汁気が多ければ、シンシナティ風になるし、少なければテキサス風になる。



冷凍が利くので、作り置きして色々な料理に利用できる。
パスタソースとしては勿論、タコスやナチョスにも使えるし、
沖縄名物のタコライスにしても良い。
前述しましたが、本来はトマトも豆も入らないものを使いますが、
極端に味が変わるでなし、トマトや豆が入った方が栄養バランスも良い。
○○風と言う事で OK と言う方はお試しあれ。



チリシーズニングを買いに行ったら、アボガドサラダのシーズニングを発見。
オリーブオイルと合わせてドレッシングを作ってアボガドに掛ける。
すっかりテクス・メクス風の夕餉となりました。





のび太のブログは、「食べブロ」 だね。 とよく言われますが、
のび太流レシピの記録であり、人様に教える為のレシピでは無いので、
あまり真剣に読んで頂かないように!
興味があったなら、参考程度にして下さいませ。(笑)