カクレエビ
タイラギと言う貝があります。
たいら貝とも呼ばれます。
何しろデカイ!
貝柱を食すのですが、
寿司屋で「はしら」と称するネタは、このタイラギの貝柱。
貝の半分は、海中の土の中に埋まっているんですね。
先日お邪魔した料理屋さんで、隣のお客さんがタイラギの刺身を注文。
貝をさばいていた大将が、「ありゃりゃ…。」 と声を出した。
何かと思ったら、タイラギの内臓から小さな海老が出て来ました。
手をパタパタさせて、生きているんです。
それが、とっても可愛いんです。
思わず、「写真を撮るから小皿に載せて!」
そして、「貝の大きさが分かるように、大将が手に持って!」 と頼んだ。
てっきりタイラギに食べられちゃった小エビかと思ったら、
「カクレエビ」 と言って、タイラギやイタヤガイなどの
二枚貝の外套腔内に住んで、成長しても1cm 程度なんだそうです。