漢字って面白いね。

「屁理屈」・・・のび太の得意とする所ですが、
改めて漢字で見ると、字面が面白いなぁ〜と思った。




屁理屈を言う時に届け出が必要だとしたら、




「屁理屈届」 になっちゃうよね、個人的に笑える字面。




「厂(がんだれ)」「广(まだれ)」「疒(やまいだれ)」「戸(とだれ)」



これらは知っている人が多いけど、
「尸(しかばね)」って言える人は少ない。



この5部首が 「垂(たれ)」 と呼ばれるんです。



放送大学で、「東アジアの漢字文化」 って言う講義を見たけど、



漢字って表意文字だとばかり思っていたら違ってました。



ここで述べると、どえりゃぁ〜長くなるので、



興味がある方は、放送大学の再放送でも見てちょっ! 




その放送大学だけど、



放送大学では、平成19年度2学期(平成19年10月1日)より
英語表記を「The University of the Air」から
「The Open University of Japan」に変更いたします。



・・・だってさ。



ってか、「The University of the Air」 自体が変だったでしょ。
「空中大学」 かよ?! (笑)




今日は店が休みで、おでんを食べながら
BS-TBS の 「風に吹かれて」 と言う番組を見ていたのですが、
トルコ特集だったんです。 




紹介されたトルコ料理の一つに、「マントゥ」 と言う料理がありました。



「トルコ風ラビオリ」 なんて洒落た名前で紹介される場合もありますが、
名前と言い形状と言い、中国料理由来の「饅頭」でしょ!



韓国にもあります。 マンドゥ(만두/饅頭)。



日本でもニラを具材とした円形の焼き餃子を、「ニラ饅頭」と言いますよね。
ニラ餃子と言わないのは形状の問題なのかなぁ〜?



日本の餃子の形状は、中国の銀貨の形が元なんです。
中国では馬蹄型の銀貨に似せた形で作られ、
食べると財がもたらされるとされてきました。



その点、饅頭の形状は次のような説があります。




3世紀の中国三国時代の蜀の宰相・諸葛亮が、南征の帰途に、
川の氾濫を沈めるための人身御供として生きた人間の首を切り落として
川に沈めるという風習を改めさせようと思い、
小麦粉で練った皮に羊や豚の肉を詰めて、それを人間の頭に見立てて
川に投げ込んだところ、川の氾濫が静まったという。
これが饅頭の起源とされている。



人の頭? ってピンと来ないと思うけど、



その後、饅頭を川に投げ入れるのがもったいないので
祭壇に祭った後で食べるようになり、
当初は頭の形を模して大きかった饅頭が段々小さくなっていった。



だとか・・・。



いずれにしても中国の「饅頭」 が、日本では 「まんじゅう」。
韓国では 「マンドゥ」、アジアの西端のトルコでは 「マントゥ」…。
ベトナム語にもペルシャ語にも饅頭由来の言葉があります。



「饅頭浪漫紀行」 ってな感じですわ。 (^。^)y-.。o○